関数・クラス解説
PDOStatement::nextRowset
version:PHP 5 >= 5.1.0, PHP 7, PECL pdo (公式)複数の行セットを返す文ハンドラで次の行セットに移動する
公式リファレンス
書式
public PDOStatement::nextRowset ( ) : bool
説明
いくつかのデータベースサーバーは、1つ以上の行セット (結果セットとしても知られる) を返すストアドプロシージャをサポートしています。 PDOStatement::nextRowSet() により、2 番目以降の PDOStatement オブジェクトに関連する行セットにアクセスすることができます。 それぞれの行セットは、 前の行セットと異なるカラムセットを含むことができます。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
サンプル
例1 ストアドプロシージャから複数の行セットをフェッチする
以下のサンプルは、3つの行セットを返すストアドプロシージャの コールの仕方を示しています。 PDOStatement::nextRowset() を併用した do / while ループを使用しており、行セットが返されなくなったとき false を返しループを終了します。
$sql = 'CALL multiple_rowsets()';
$stmt = $conn->query($sql);
$i = 1;
do {
$rowset = $stmt->fetchAll(PDO::FETCH_NUM);
if ($rowset) {
printResultSet($rowset, $i);
}
$i++;
} while ($stmt->nextRowset());
function printResultSet(&$rowset, $i) {
print "Result set $i:\n";
foreach ($rowset as $row) {
foreach ($row as $col) {
print $col . "\t";
}
print "\n";
}
print "\n";
}
上の例の出力は以下となります。
Result set 1:
apple red
banana yellow
Result set 2:
orange orange 150
banana yellow 175
Result set 3:
lime green
apple red
banana yellow
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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