関数・クラス解説

php_sapi_name

version:PHP 4 >= 4.0.1, PHP 5, PHP 7 (公式)

ウェブサーバーと PHP の間のインターフェイスの型を返す

公式リファレンス

書式

php_sapi_name ( ) : string

説明

PHP が使用しているインターフェイス (サーバー API、SAPI) の型を小文字の文字列で返します。たとえば、CLI 版の PHP ではこの文字列は "cli" となります。Apache と組み合わせて使用している場合は、 実際に使用している SAPI によってさまざまな結果となります。 返されうる値の一覧を以下にあげます。

返値

インターフェイスの型を小文字の文字列で返します。 これがすべてではありませんが、以下のような値が返されます。 apache, apache2handler, cgi (PHP 5.3 まで), cgi-fcgi, cli, cli-server, embed, fpm-fcgi, litespeed, nsapi, phpdbg

注意

注意: 別の方法 PHP の定数 PHP_SAPI は、 php_sapi_name() と同じ値となります。
ヒント

失敗しがちな点

定義されている SAPI は、わかりやすいものばかりではないかもしれません。 たとえば apache の場合は apache2handler と定義されることもあります。

サンプル

例1 php_sapi_name() の例

この例では、文字列の一部に cgi が含まれるかどうかを調べています。というのも cgi-fcgi となることもあり得るからです。

$sapi_type = php_sapi_name(); if (substr($sapi_type, 0, 3) == 'cgi') {     echo "CGI 版の PHP を使用しています\n"; } else {     echo "CGI 版の PHP を使用していません\n"; }

参考

  • PHP_SAPI
  • ワード検索


    ※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索

    関数名アルファベット別

    A B C D E F G H I J
    K L M N O P Q R S T
    U V W X Y Z _

    最終更新一覧

    stristr
     大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却

    stripslashes
     バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く

    stripos
     大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する

    stripcslashes
     addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする

    strip_tags
     文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却

    strcspn
     指定した文字が最初に現れる位置を調べる

    strcoll
     ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

    strcmp
     2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

    strchr
     strstr() のエイリアス

    strcasecmp
     2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)

    カテゴリー一覧

    PHP の振る舞いの変更
    音声フォーマットの操作
    認証サービス
    コマンドライン関連
    圧縮およびアーカイブ
    暗号
    データベース関連
    日付および時刻関連
    ファイルシステム
    自然言語および文字エンコーディング
    画像処理および作成
    メール関連
    数学
    テキスト以外の MIME 型
    プロセス制御
    その他の基本モジュール
    その他のサービス
    検索エンジン用の拡張モジュール
    サーバー固有のモジュール
    セッション関連
    テキスト処理
    変数・データ型関連
    ウェブサービス
    Windows 用のモジュール
    XML 操作
    GUI用の拡張モジュール