関数・クラス解説
mysql_free_result
version:PHP 4, PHP 5 (公式)結果保持用メモリを開放する
公式リファレンス
書式
mysql_free_result ( resource $result ) : bool
説明
mysql_free_result() は、結果 ID result に関するすべてのメモリを開放します。
mysql_free_result() は、 スクリプト実行のメモリの使用量が多すぎると懸念される場合にのみ 必要になります。指定した結果 ID に関する全ての結果保持用メモリは、 スクリプトの実行後に自動的に開放されます。
パラメータ
- result
- 評価された結果 リソース。この結果は、mysql_query() のコールにより得られたものです。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。 result がリソースではなかった場合、 E_WARNING レベルのエラーが発生します。 mysql_query() が resource を返すのは SELECT, SHOW, EXPLAIN, そして DESCRIBE の場合だけであることに注意しましょう。
注意
注意: 下位互換のために、次の非推奨別名を使用してもいいでしょう。 mysql_freeresult()警告 この拡張モジュールは PHP 5.5.0 で非推奨になり、PHP 7.0.0 で削除されました。MySQLi あるいはPDO_MySQL を使うべきです。詳細な情報はMySQL: API の選択 やそれに関連する FAQ を参照ください。この関数の代替として、これらが使えます。
- mysqli_free_result()
- NULL を PDO オブジェクトに代入、あるいは PDOStatement::closeCursor()
サンプル
例1 mysql_free_result() の例
$result = mysql_query("SELECT id,email FROM people WHERE id = '42'");
if (!$result) {
echo 'Could not run query: ' . mysql_error();
exit;
}
/* 結果を利用する。ここでは、その後結果を利用したものと仮定する */
$row = mysql_fetch_assoc($result);
/* 結果を開放し、さらにスクリプトの処理を進める */
mysql_free_result($result);
echo $row['id'];
echo $row['email'];
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
PHP の振る舞いの変更
音声フォーマットの操作
認証サービス
コマンドライン関連
圧縮およびアーカイブ
暗号
データベース関連
日付および時刻関連
ファイルシステム
自然言語および文字エンコーディング
画像処理および作成
メール関連
数学
テキスト以外の MIME 型
プロセス制御
その他の基本モジュール
その他のサービス
検索エンジン用の拡張モジュール
サーバー固有のモジュール
セッション関連
テキスト処理
変数・データ型関連
ウェブサービス
Windows 用のモジュール
XML 操作
GUI用の拡張モジュール