関数・クラス解説
mysql_list_dbs
version:PHP 4, PHP 5 (公式)MySQL サーバー上で利用可能なデータベースのリストを得る
公式リファレンス
書式
mysql_list_dbs ([ resource $link_identifier = NULL ] ) : resource
説明
現在の mysql デーモンで利用可能なデータベースの結果ポインタを返します。
パラメータ
- link_identifier
- MySQL 接続。指定されない場合、mysql_connect() により直近にオープンされたリンクが指定されたと仮定されます。そのようなリンクがない場合、引数を指定せずにmysql_connect() がコールした時と同様にリンクを確立します。リンクが見付からない、または、確立できない場合、E_WARNING レベルのエラーが生成されます。
返値
成功した場合に結果ポインタ resource を、失敗した場合に FALSE を返します。結果ポインタの中身を調べるために mysql_tablename() 関数を利用し、取得したテーブルを 利用するには mysql_fetch_array() などの関数を 利用してください。
注意
注意: 下位互換のために、次の非推奨別名を使用してもいいでしょう。 mysql_listdbs()警告 この関数は PHP 5.4.0 で非推奨になり、PHP 7.0.0 でMySQL 拡張モジュール 全体とあわせて削除されました。MySQLi あるいはPDO_MySQL を使うべきです。詳細な情報はMySQL: API の選択 やそれに関連する FAQ を参照ください。この関数の代替として、これらが使えます。
- SQL クエリー: SHOW DATABASES
サンプル
例1 mysql_list_dbs() の例
// mysql_list_dbs() を使わない方法
$link = mysql_connect('localhost', 'mysql_user', 'mysql_password');
$res = mysql_query("SHOW DATABASES");
while ($row = mysql_fetch_assoc($res)) {
echo $row['Database'] . "\n";
}
// PHP 5.4.0 からは非推奨
$link = mysql_connect('localhost', 'mysql_user', 'mysql_password');
$db_list = mysql_list_dbs($link);
while ($row = mysql_fetch_object($db_list)) {
echo $row->Database . "\n";
}
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
database1
database2
database3
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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