関数・クラス解説
pg_last_oid
version:PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5, PHP 7 (公式)直近の行のオブジェクト ID を返す
公式リファレンス
書式
pg_last_oid ( resource $result ) : string
説明
pg_last_oid() は、挿入された行に割り当てられた OID を取得します。
OID フィールドは PostgreSQL 7.2 からはオプションとなり、 PostgreSQL 8.1 ではデフォルトで存在しません。OID フィールドが テーブルに存在しない場合、プログラマは pg_result_status() を使用して挿入が成功したことを 確かめる必要があります。
挿入された行の SERIAL フィールドの値を取得するには、 PostgreSQL の CURRVAL 関数を使用してシーケンス内で 直近に要求された値を取得する必要があります。シーケンス名がわからない 場合は、PostgreSQL 8.0 の関数 pg_get_serial_sequence が必要になります。
PostgreSQL 8.1 には LASTVAL 関数が存在し、セッション内で 直近に使用されたシーケンスの値を返します。これを用いれば、シーケンスや テーブルやカラムの名前を指定する必要がなくなります。
注意:
この関数は、以前は pg_getlastoid() と呼ばれていました。
パラメータ
- result
- pg_query(), pg_query_params() あるいは pg_execute() から返される PostgreSQL の クエリ結果リソース。
返値
指定された connection で、直近に挿入された行に 割り当てられた OID を文字列で返します。エラー時や有効な OID のない場合に FALSE を返します。
サンプル
例1 pg_last_oid() の例
// データベースに接続します
pg_connect("dbname=mark host=localhost");
// サンプルのテーブルを作ります
pg_query("CREATE TABLE test (a INTEGER) WITH OIDS");
// データを追加します
$res = pg_query("INSERT INTO test VALUES (1)");
$oid = pg_last_oid($res);
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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