関数・クラス解説

pg_set_client_encoding

クライアントのエンコーディングを設定する

公式リファレンス

書式

pg_set_client_encoding ([ resource $connection ], string $encoding ) : int

説明

pg_set_client_encoding() はクライアントの エンコーディングを設定し、成功した場合に 0、エラー時に -1 を 返します。

PostgreSQL は、バックエンドのデータベースエンコーディングを自動的に フロントエンドのエンコーディングに変換します。

注意:

この関数は、以前は pg_setclientencoding() と呼ばれていました。

パラメータ

connection

PostgreSQL データベース接続リソース。connection が指定されていない場合はデフォルトの接続が使用されます。 デフォルトの接続は、直近の pg_connect() あるいは pg_pconnect() によって作成されたものです。

encoding

クライアントエンコーディング。以下のうちのひとつです。SQL_ASCII、EUC_JP、 EUC_CN、EUC_KR、EUC_TW、 UNICODE、MULE_INTERNAL、LATINX (X=1...9)、 KOI8、WIN、ALT、SJIS、 BIG5 あるいは WIN1250 。 利用可能なエンコーディングの完全なリストは、使用している PostgreSQL のバージョンに依存します。詳細な情報については PostgreSQL のマニュアルを 参照ください。

返値

成功した場合に 0 、エラー時に -1 を返します。

サンプル

例1 pg_set_client_encoding() の例
 


$conn = pg_pconnect("dbname=publisher");
if (!$conn) {
  echo "An error occurred.\n";
  exit;
}

// クライアントのエンコーディングを UNICODE にする。
// データは、バックエンドのエンコーディングから自動的に変換される。
pg_set_client_encoding($conn, "UNICODE");

$result = pg_query($conn, "SELECT author, email FROM authors");
if (!$result) {
  echo "An error occurred.\n";
  exit;
}

// UTF-8 データを書き出す。
while ($row = pg_fetch_row($result)) {
  echo "Author: $row[0]  E-mail: $row[1]";
  echo "\n";
}
 

参考

ワード検索

関数名アルファベット別

最終更新一覧

●stristr
　大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降（あるいは以前）の文字列を返却

●stripslashes
　バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く

●stripos
　大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する

●stripcslashes
　addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする

●strip_tags
　文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却

●strcspn
　指定した文字が最初に現れる位置を調べる

●strcoll
　ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する

●strcmp
　2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する

●strchr
　strstr() のエイリアス

●strcasecmp
　2つの文字列を比較（大文字小文字を区別せず同じとみなす）

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