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関数・クラス解説

pg_unescape_bytea

version:PHP 4 >= 4.3.0, PHP 5, PHP 7 (公式)

bytea 型のバイナリをアンエスケープする

公式リファレンス

書式

pg_unescape_bytea ( string $data ) : string

説明

pg_unescape_bytea() は、bytea 型のデータ文字列をアンエスケープし、エスケープしていない文字列、場合によってはバイナリデータを返します。

注意:
bytea 型を SELECT した場合、PostgreSQL は '\' で始まる 8 進数のバイト値（例: \032）を返します。これをユーザーが手動でコンバートすることを期待されています。

この関数は PostgreSQL 7.2 以降のバージョンを必要とします。PostgreSQL 7.2.0 および 7.2.1 では、マルチバイトのサポートを有効にした場合は bytea の値をキャストする必要があります。例: INSERT INTO test_table (image) VALUES ('$image_escaped'::bytea); PostgreSQL 7.2.2 以降ではキャストする必要はありません。クライアントとバックエンドの文字エンコーディングが一致しない場合は例外で、この場合はマルチバイトストリームエラーが発生します。このエラーを避けるためには bytea 型へのキャストが必要になります。

パラメータ

data: PHP のバイナリ文字列に変換される PostgreSQL の bytea データを含む文字列。

返値

アンエスケープされたデータを文字列で返します。

更新履歴

バージョン	説明
5.5.1	不正な文字列が渡された場合に、警告を発するようになりました。

サンプル

例1 pg_unescape_bytea() の例 
 
  // データベースに接続する
  $dbconn = pg_connect('dbname=foo');
  
  // bytea データを取得する
  $res = pg_query("SELECT data FROM gallery WHERE name='Pine trees'");  
  $raw = pg_fetch_result($res, 'data');
  
  // バイナリに変換し、ブラウザに送信する
  header('Content-type: image/jpeg');
  echo pg_unescape_bytea($raw);