関数・クラス解説
date_default_timezone_get
version:PHP 5 >= 5.1.0, PHP 7 (公式)スクリプト中の日付/時刻関数で使用されるデフォルトタイムゾーンを取得する
公式リファレンス
書式
date_default_timezone_get ( ) : string
説明
この関数は、デフォルトのタイムゾーンを以下の優先順位で取得して返します。
-
date_default_timezone_set() 関数を使用して 設定したタイムゾーン (もし何か設定されていれば) を読み込む
-
PHP 5.4.0 より前のバージョンのみ: TZ 環境変数 (もし空白でなければ) を読み込む
-
date.timezone ini オプション (設定されていれば) を読み込む
-
PHP 5.4.0 より前のバージョンのみ: ホスト OS に問い合わせる (もし OS がそれに対応しており、許可されていれば)。 これは、タイムゾーンを推測するアルゴリズムを使います。 このアルゴリズムはあらゆる状況で正しく動作するとは限りません。 この段階に到達したときには警告が表示されます。 この推測が正しくなることに期待するのではなく、 date.timezone に正しいタイムゾーンを設定するようにしましょう。
上のすべてが失敗した場合は、date_default_timezone_get() はデフォルトのタイムゾーンである UTC を返します。
返値
string を返します。
サンプル
例1 デフォルトのタイムゾーンの取得
date_default_timezone_set('Europe/London');
if (date_default_timezone_get()) {
echo 'date_default_timezone_set: ' . date_default_timezone_get() . '
';
}
if (ini_get('date.timezone')) {
echo 'date.timezone: ' . ini_get('date.timezone');
}
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
date_default_timezone_set: Europe/London
date.timezone: Europe/London
例2 タイムゾーンの短縮名の取得
date_default_timezone_set('America/Los_Angeles');
echo date_default_timezone_get() . ' => ' . date('e') . ' => ' . date('T');
上の例の出力は以下となります。
America/Los_Angeles => America/Los_Angeles => PST
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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