関数・クラス解説
dir
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)ディレクトリクラスのインスタンスを返す
公式リファレンス
書式
dir ( string $directory [, resource $context ] ) : Directory
説明
ディレクトリを読むための疑似オブジェクト指向の機構です。 指定した directory がオープンされます。
パラメータ
- directory
- オープンするディレクトリ。
- context
-
注意: コンテキストのサポートは、PHP 5.0.0 で追加されました。contexts の説明に関しては、ストリーム を参照してください。
返値
Directory のインスタンスを返します。 パラメータが間違っている場合は NULL、それ以外のエラーの場合は FALSE を返します。
注意
注意: 読み込みにより返されるディレクトリエントリの順番は、システムに依存します。
サンプル
例1 dir() の例
以下の例で、Directory::read() の返り値をどのように調べているかに 注目してください。返り値が FALSE と一致することを、明示的に (値が等しく、かつ型も等しい - 詳細は 比較演算子 を参照ください)調べています。なぜなら、そうしないと FALSE と評価されてしまうディレクトリエントリがあった場合にループが とまってしまうからです。
$d = dir("/etc/php5");
echo "Handle: " . $d->handle . "\n";
echo "Path: " . $d->path . "\n";
while (false !== ($entry = $d->read())) {
echo $entry."\n";
}
$d->close();
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
Handle: Resource id #2
Path: /etc/php5
.
..
apache
cgi
cli
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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