関数・クラス解説
xattr_set
version:PECL xattr >= 0.9.0 (公式)拡張属性を設定する
公式リファレンス
書式
xattr_set ( string $filename , string $name , string $value [, int $flags = 0 ] ) : bool
説明
この関数は、ファイルの拡張属性の値を設定します。
拡張属性には二種類の異なる名前空間、つまり、ユーザーとルートがあります。ユーザー名前空間は、すべてのユーザーで利用可能ですが、ルート名前空間は、ルート権限を有するユーザーのみ利用可能です。xattr はデフォルトでユーザー名前空間で処理を行いますが、 flags引数によりこれを変更することができます。
パラメータ
- filename
- 属性を設定するファイル。
- name
- 拡張属性の名前。もし属性が存在しない場合は新しく作成され、 存在する場合は上書きされます。この振る舞いは、 flags パラメータを使用することで変更可能です。
- value
- 属性の値。
- flags
-
サポートされる xattr のフラグ XATTR_CREATE 拡張属性が既に存在する場合、関数は失敗します。 XATTR_REPLACE 拡張属性が存在しない場合、関数は失敗します。 XATTR_DONTFOLLOW シンボリックリンクのリンク先をたどらず、リンクそのものを操作します。 XATTR_ROOT root (信頼された) 名前空間に属性を設定します。root 権限が必要です。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
サンプル
例1 .wav ファイルに拡張属性を設定する
$file = 'my_favourite_song.wav';
xattr_set($file, 'Artist', 'Someone');
xattr_set($file, 'My ranking', 'Good');
xattr_set($file, 'Listen count', '34');
/* ... その他のコード ... */
printf("あなたは、この曲を %d 回再生しました", xattr_get($file, 'Listen count'));
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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