関数・クラス解説
iconv_mime_encode
version:PHP 5, PHP 7 (公式)MIME ヘッダフィールドを作成する
公式リファレンス
書式
iconv_mime_encode ( string $field_name , string $field_value [, array $preferences = NULL ] ) : string
説明
有効な MIME ヘッダフィールドを作成し、返します。 これは以下のような形式になります。
Subject: =?ISO-8859-1?Q?Pr=FCfung_f=FCr?= Entwerfen von einer MIME kopfzeile 上の例では "Subject" がフィールド名、"=?ISO-8859-1?..." で始まる部分が フィールドの値となります。パラメータ
- field_name
- フィールド名。
- field_value
- フィールドの値。
- preferences
- iconv_mime_encode() の振る舞いを変更するには、 ここで設定項目を含む連想配列を指定します。 iconv_mime_encode() でサポートされている項目は 以下のとおりです。項目名の大文字・小文字は区別されることに注意してください。
iconv_mime_encode() でサポートされる設定項目 項目 型 説明 デフォルト値 例 scheme string フィールドの値のエンコード方法を指定します。"B" か "Q" の どちらかを指定することになるでしょう。"B" は base64 エンコードを、また "Q" は quoted-printable エンコードを表します。 B B input-charset string 第 1 パラメータ field_name と第 2 パラメータ field_value の文字セットを指定します。 指定されなかった場合は、iconv_mime_encode() は ini 設定 iconv.internal_encoding であると仮定します。 iconv.internal_encoding ISO-8859-1 output-charset string MIME ヘッダを作成する文字セットを指定します。 iconv.internal_encoding UTF-8 line-length int ヘッダ行の長さの最大値を指定します。もし結果がこの値より 長くなった場合は、 » RFC2822 - Internet Message Format に基づいてヘッダを "折りたたんで" 複数行に分割します。 指定されなかった場合は、長さは 76 文字に限定されます。 76 996 line-break-chars string 長いヘッダフィールドに対して "折りたたみ" 処理が行われる場合に 個々の行の後ろに付加される文字列を指定します。 指定されなかった場合は、"\r\n" (CR LF)が用いられます。 このパラメータは、input-charset の値にかかわらず 常に ASCII 文字列として扱われることに注意してください。 \r\n \n
返値
成功した場合はエンコードした MIME フィールド、 エンコード時にエラーが発生した場合は FALSE を返します。
サンプル
例1 iconv_mime_encode() の例:
$preferences = array(
"input-charset" => "ISO-8859-1",
"output-charset" => "UTF-8",
"line-length" => 76,
"line-break-chars" => "\n"
);
$preferences["scheme"] = "Q";
// この結果は "Subject: =?UTF-8?Q?Pr=C3=BCfung=20Pr=C3=BCfung?=" となります。
echo iconv_mime_encode("Subject", "Prüfung Prüfung", $preferences);
$preferences["scheme"] = "B";
// この結果は "Subject: =?UTF-8?B?UHLDvGZ1bmcgUHLDvGZ1bmc=?=" となります。
echo iconv_mime_encode("Subject", "Prüfung Prüfung", $preferences);
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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