関数・クラス解説
IntlDateFormatter::formatObject
datefmt_format_object
version:PHP 5 >= 5.5.0, PHP 7, PECL intl (公式)オブジェクトの書式を設定する
公式リファレンス
書式
public static IntlDateFormatter::formatObject ( object $object [, mixed $format = NULL [, string $locale = NULL ]] ) : string|false
public static datefmt_format_object ( object $object [, mixed $format = NULL [, string $locale = NULL ]] ) : string|false
説明
オブジェクト指向型
手続き型
この関数は、IntlCalendar オブジェクトや DateTime オブジェクトをフォーマットします。その際、明示的に IntlDateFormatter オブジェクトを作る必要はありません。
一時的な IntlDateFormatter が作られ、 渡されたオブジェクトのタイムゾーンを受け取ります。PHP に組み込まれているタイムゾーンデータベースは使いません。 そのかわりに、ICU のタイムゾーンデータベースを使います。 したがって、DateTime オブジェクトで使うタイムゾーン ID は ICU のデータベースに存在するものでなければいけません。
パラメータ
- object
- IntlCalendar あるいは DateTime 型のオブジェクト。 このオブジェクトの中のタイムゾーン情報を使います。
- format
- 日付/時刻のフォーマット方法。二つの要素からなる配列 (最初の要素が日付のスタイル、二番目の要素が時刻のスタイル。それぞれ、定数 IntlDateFormatter::NONE、 IntlDateFormatter::SHORT、 IntlDateFormatter::MEDIUM、 IntlDateFormatter::LONG、 IntlDateFormatter::FULL のいずれか)、 これらの定数のいずれかの値を表す int 型 (日付と時刻の両方に使います)、あるいは » ICU のドキュメント にあるフォーマットを表す文字列を指定します。NULL を渡した場合はデフォルトのスタイルを使います。
- locale
- 利用するロケール。NULL を渡した場合は デフォルトのロケール を使います。
返値
結果を文字列で返します。失敗した場合に FALSE を返します。
サンプル
例1 IntlDateFormatter::formatObject() の例
<?php/* デフォルトのタイムゾーンは利用せず、オブジェクトのタイムゾーンを取得します */ini_set('date.timezone', 'UTC');/* デフォルトのロケールは、この ini 設定から取得します */ini_set('intl.default_locale', 'fr_FR');$cal = IntlCalendar::fromDateTime("2013-06-06 17:05:06 Europe/Dublin");echo "default:\n\t", IntlDateFormatter::formatObject($cal), "\n";echo "long \$format (full):\n\t", IntlDateFormatter::formatObject($cal, IntlDateFormatter::FULL), "\n";echo "array \$format (none, full):\n\t", IntlDateFormatter::formatObject($cal, array( IntlDateFormatter::NONE, IntlDateFormatter::FULL)), "\n";echo "string \$format (d 'of' MMMM y):\n\t", IntlDateFormatter::formatObject($cal, "d 'of' MMMM y", 'en_US'), "\n";echo "with DateTime:\n\t", IntlDateFormatter::formatObject( new DateTime("2013-09-09 09:09:09 Europe/Madrid"), IntlDateFormatter::FULL, 'es_ES'), "\n"; 上の例の出力は以下となります。
default:
6 juin 2013 17:05:06
long $format (full):
jeudi 6 juin 2013 17:05:06 heure d’été irlandaise
array $format (none, full):
17:05:06 heure d’été irlandaise
string $format (d 'of' MMMM y):
6 of June 2013
with DateTime:
lunes, 9 de septiembre de 2013 09:09:09 Hora de verano de Europa central
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2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
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