関数・クラス解説
IntlDateFormatter::setCalendar
datefmt_set_calendar
version:PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PECL intl (公式)Formatter が使うカレンダー型を設定する
公式リファレンス
書式
public IntlDateFormatter::setCalendar ( mixed $which ) : bool
datefmt_set_calendar ( IntlDateFormatter $fmt , mixed $which ) : bool
説明
オブジェクト指向型
手続き型
このフォーマッターが使用するカレンダーあるいはカレンダー型を設定します。
パラメータ
- fmt
- フォーマッターリソース。
- which
- 使用する カレンダー型 (デフォルトは IntlDateFormatter::GREGORIAN で、 NULL を指定した場合にもこれを使います)、あるいは IntlCalendar オブジェクト。 IntlCalendar オブジェクトが渡された場合は、それをクローンします。 引数として渡したオブジェクトは、何も変更されません。 フォーマッターのタイムゾーンを残すのは IntlCalendar オブジェクトが渡されなかった場合だけで、 このオブジェクトが渡された場合は新しいタイムゾーンを利用します。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
更新履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
5.5.0/PECL 3.0.0 | IntlCalendar オブジェクトを渡せるようになりました。 |
サンプル
例1 datefmt_set_calendar() の例
$fmt = datefmt_create(
'en_US',
IntlDateFormatter::FULL,
IntlDateFormatter::FULL,
'America/Los_Angeles',
IntlDateFormatter::GREGORIAN
);
echo 'calendar of the formatter is : ' . datefmt_get_calendar($fmt);
datefmt_set_calendar($fmt, IntlDateFormatter::TRADITIONAL);
echo 'Now calendar of the formatter is : ' . datefmt_get_calendar($fmt);
例2 オブジェクト指向の例
$fmt = new IntlDateFormatter(
'en_US',
IntlDateFormatter::FULL,
IntlDateFormatter::FULL,
'America/Los_Angeles',
IntlDateFormatter::GREGORIAN
);
echo 'calendar of the formatter is : ' . $fmt->getCalendar();
$fmt->setCalendar(IntlDateFormatter::TRADITIONAL);
echo 'Now calendar of the formatter is : ' . $fmt->getCalendar();
上の例の出力は以下となります。
calendar of the formatter is : 1
Now calendar of the formatter is : 0
例3 引数に IntlCalendar を使う例
<?php$time = strtotime("2013-03-03 00:00:00 UTC");$formatter = IntlDateFormatter::create("en_US", NULL, NULL, "Europe/Amsterdam");echo "before: ", $formatter->format($time), "\n";/* カレンダーのロケールは使われないことに注目 */$formatter->setCalendar(IntlCalendar::createInstance( "America/New_York", "pt_PT@calendar=islamic"));echo "after: ", $formatter->format($time), "\n"; 上の例の出力は以下となります。
before: Sunday, March 3, 2013 at 1:00:00 AM Central European Standard Time
after: Saturday, Rabiʻ II 20, 1434 at 7:00:00 PM Eastern Standard Time
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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