関数・クラス解説
imagearc
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)部分楕円を描画する
公式リファレンス
書式
imagearc ( resource $image , int $cx , int $cy , int $width , int $height , int $start , int $end , int $color ) : bool
説明
imagearc() は、指定した座標を中心とする円弧を描画します。
パラメータ
- image
- imagecreatetruecolor()のような画像作成関数が返す画像リソース。
- cx
- 中心の x 座標。
- cy
- 中心の y 座標。
- width
- 円弧の幅。
- height
- 円弧の高さ。
- start
- 始点の角度。
- end
- 終点の角度。 0° は 3 時の位置で、そこから時計回りの方向に円弧が描かれます。
- color
- imagecolorallocate() で作成された色識別子。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
サンプル
例1 imagearc() による円の描画
// 200*200 の画像を作成します
$img = imagecreatetruecolor(200, 200);
// 色を設定します
$white = imagecolorallocate($img, 255, 255, 255);
$red = imagecolorallocate($img, 255, 0, 0);
$green = imagecolorallocate($img, 0, 255, 0);
$blue = imagecolorallocate($img, 0, 0, 255);
// 頭を描きます
imagearc($img, 100, 100, 200, 200, 0, 360, $white);
// 口を描きます
imagearc($img, 100, 100, 150, 150, 25, 155, $red);
// 左右の目を描きます
imagearc($img, 60, 75, 50, 50, 0, 360, $green);
imagearc($img, 140, 75, 50, 50, 0, 360, $blue);
// 画像をブラウザに出力します
header("Content-type: image/png");
imagepng($img);
// メモリを解放します
imagedestroy($img);
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
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