関数・クラス解説
imagecopymergegray
version:PHP 4 >= 4.0.6, PHP 5, PHP 7 (公式)グレースケールでイメージの一部をコピー、マージする
公式リファレンス
書式
imagecopymergegray ( resource $dst_im , resource $src_im , int $dst_x , int $dst_y , int $src_x , int $src_y , int $src_w , int $src_h , int $pct ) : bool
説明
imagecopymergegray() は、 src_im の X,Y座標 src_x, src_y から 始まる幅src_w、高さ src_h の領域を dst_imにコピーします。 定義された部分は、x、y座標dst_x、 dst_yにコピーされます。
この関数は imagecopymerge() と同じですが、マー ジをする際に、コピー前にコピー先のピクセルをグレースケールに変換 することにより、コピー先のピクセルをコピー元の色相を維持するとこ ろが異なります。
パラメータ
- dst_im
- コピー先の画像リソース。
- src_im
- コピー元の画像リソース。
- dst_x
- コピー先の x 座標。
- dst_y
- コピー先の y 座標。
- src_x
- コピー元の x 座標。
- src_y
- コピー元の y 座標。
- src_w
- コピー元の幅。
- src_h
- コピー元の高さ。
- pct
- src_im が pct にしたがってグレースケールに変換されます。 pct が 0 の場合は完全なグレースケール、 100 の場合は何も変わらない状態となります。 pct = 100 の場合、パレット画像に対してはこの関数は imagecopy() と同じ動作となります (アルファコンポーネントを無視する点だけが違います)。 一方 true color 画像については、この関数はアルファ透過度を実装しています。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
サンプル
例1 imagecopymergegray() の使用法
// 画像のインスタンスを作成します
$dest = imagecreatefromgif('php.gif');
$src = imagecreatefromgif('php.gif');
// コピー・マージ (Gray = 20%) します
imagecopymergegray($dest, $src, 10, 10, 0, 0, 100, 47, 20);
// 出力してメモリから解放します
header('Content-Type: image/gif');
imagegif($dest);
imagedestroy($dest);
imagedestroy($src);
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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