関数・クラス解説
Imagick::setImageTicksPerSecond
version:PECL imagick 2.0.0 (公式)画像の ticks-per-second を設定する
公式リファレンス
書式
Imagick::setImageTicksPerSecond ( int $ticks_per_second ) : bool
説明
アニメーション画像のフレームを表示する時間を調整します。
注意:
アニメーション GIF の場合、この関数は秒間の 'image ticks' の数は変更しません。常に 100 です。 そのかわりに、'ticks per second' を変更し、フレームを表示する時間を変更したように見せます。
たとえば、各フレームを 20 ticks (1/5 秒) ずつ表示させるようにしているアニメーション GIF に対して、この関数の引数に 50 を渡して呼び出すと、 各フレームの表示時間を 40 ticks (2/5 秒) に変更します。 その結果、元の半分の速さで表示されるようになります。
パラメータ
- ticks_per_second
- 画像を表示させる時間を ticks per second で表した値。
返値
成功した場合に TRUE を返します。
サンプル
例1 Imagick::setImageTicksPerSecond() によるアニメーション GIF の変更
// アニメーション GIF の前半の再生スピードを元の半分に、
// そして後半の再生スピードを元の倍にします。
$imagick = new Imagick(realpath("Test.gif"));
$imagick = $imagick->coalesceImages();
$totalFrames = $imagick->getNumberImages();
$frameCount = 0;
foreach ($imagick as $frame) {
$imagick->setImageTicksPerSecond(50);
if ($frameCount < ($totalFrames / 2)) {
// フレームの表示時間を元の二倍にします
$imagick->setImageTicksPerSecond(50);
} else {
// フレームの表示時間を元の半分にします
$imagick->setImageTicksPerSecond(200);
}
$frameCount++;
}
$imagick = $imagick->deconstructImages();
$imagick->writeImages("/path/to/save/output.gif", true);
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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