関数・クラス解説
imap_mail_compose
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)指定したエンベロープおよびボディセクションに基づいて MIME メッセージを作成する
公式リファレンス
書式
imap_mail_compose ( array $envelope , array $body ) : string|false
説明
指定したエンベロープ envelope およびボディセクション body に基づいて MIME メッセージを作成します。
パラメータ
- envelope
- ヘッダフィールドの連想配列。使えるキーは "remail", "return_path", "date", "from", "reply_to", "in_reply_to", "subject", "to", "cc", "bcc"。 "message_id"。 これらの値は、連想配列の値に与えられた文字列でそれぞれのヘッダを設定します。 さらに追加のヘッダを設定する用途として、 "custom_headers" がサポートされています。 ここには、その他のヘッダの連想配列を指定します。例: ["User-Agent: My Mail Client"]
- body
- 本文の配列。 配列の最初の要素が、メッセージの中心部分です。 TYPEMULTIPART の場合にだけ、ふたつめ以降の要素が処理されます。 処理された要素は、本文の一部を構成します。
body に指定する配列の構造 キー 型 説明 type int MIMEタイプ。 TYPETEXT (デフォルト), TYPEMULTIPART, TYPEMESSAGE, TYPEAPPLICATION, TYPEAUDIO, TYPEIMAGE, TYPEMODEL, TYPEOTHER が指定できます。 encoding int Content-Transfer-Encoding の値を指定します。 ENC7BIT (デフォルト), ENC8BIT, ENCBINARY, ENCBASE64, ENCQUOTEDPRINTABLE, ENCOTHER が指定できます。 charset string MIMEタイプの charset パラメータの値 type.parameters array Content-Type の名前と値を連想配列で指定します。 subtype string MIMEサブタイプ。例: TYPEIMAGE の場合は 'jpeg' id string Content-ID の値 description string Content-Description の値 disposition.type string Content-Disposition の値。例: 'attachment' disposition array Content-Disposition の名前と値を連想配列で指定します。 contents.data string ペイロード lines int The size of the payload in lines. bytes int ペイロードのサイズをバイト単位で指定します。 md5 string ペイロードのMD5チェックサム
返値
MIME メッセージを文字列として返します。 失敗した場合に FALSE を返します
サンプル
例1 imap_mail_compose() の例
$envelope["from"]= "joe@example.com";
$envelope["to"] = "foo@example.com";
$envelope["cc"] = "bar@example.com";
$part1["type"] = TYPEMULTIPART;
$part1["subtype"] = "mixed";
$filename = "/tmp/imap.c.gz";
$fp = fopen($filename, "r");
$contents = fread($fp, filesize($filename));
fclose($fp);
$part2["type"] = TYPEAPPLICATION;
$part2["encoding"] = ENCBINARY;
$part2["subtype"] = "octet-stream";
$part2["description"] = basename($filename);
$part2["contents.data"] = $contents;
$part3["type"] = TYPETEXT;
$part3["subtype"] = "plain";
$part3["description"] = "description3";
$part3["contents.data"] = "contents.data3\n\n\n\t";
$body[1] = $part1;
$body[2] = $part2;
$body[3] = $part3;
echo nl2br(imap_mail_compose($envelope, $body));
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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