関数・クラス解説
bcmul
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)2つの任意精度数値の乗算を行う
公式リファレンス
書式
bcmul ( string $left_operand , string $right_operand [, int $scale = 0 ] ) : string
説明
left_operand に right_operand を掛けます。
パラメータ
- left_operand
- 左オペランドを表す文字列。
- right_operand
- 右オペランドを表す文字列。
- scale
- このオプションパラメータを使用して、結果の小数点以下の桁数を指定します。省略した場合は、bcscale()関数でグローバルに設定した桁数をデフォルトとして使用します。それも設定されていない場合は0 を使用します。
返値
結果を文字列で返します。
注意
注意: PHP 7.3.0 より前のバージョンでは、 bcmul() は scale 引数で指定したものより少ない桁数を返す可能性がありました。 これは scale で許された精度が不要な場合にだけ起きていました。 たとえば、以下のような場合です: 例2 bcmul() で scale を指定する例 <?phpecho bcmul('5', '2', 2); // prints "10", not "10.00"?>
更新履歴
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 7.3.0 | bcmul() 関数が、指定されたスケールの数値を返すようになりました。 これより前のバージョンでは、 返される数値の末尾が 0埋め されることなく、省略される可能性がありました。 |
サンプル
例1 bcmul() の例
echo bcmul('1.34747474747', '35', 3); // 47.161
echo bcmul('2', '4'); // 8
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降（あるいは以前）の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較（大文字小文字を区別せず同じとみなす）
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