関数・クラス解説
posix_getpwuid
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)指定 ID のユーザーに関する情報を返す
公式リファレンス
書式
posix_getpwuid ( int $uid ) : array
説明
指定したユーザー ID のユーザーについての情報を配列で返します。
パラメータ
- uid
- ユーザー ID。
返値
返される連想配列の要素は次のようになります。
要素 | 説明 |
---|---|
name | 要素 name はユーザー名を有しています。これは、通常、 実際の完全な名前ではなく16文字未満のユーザーの"ハンドル名"となります。 |
passwd | 要素passwd には暗号化されたユーザーのパスワードが含まれます。 シャドウパスワードを使用しているシステムでは、アスタリスクが代わりに 返されます。 |
uid | ユーザーID。これは、この関数をコールする際に使用するパラメータ uidと同じとなり、このため冗長になります。 |
gid | ユーザーのグループID。 実際のグループ名を調べたりそのグループのメンバーの一覧を 得るには関数posix_getgrgid()を使用してください。 |
gecos | GECOS は旧式の項であり、Honeywell バッチ処理プログラムの finger 情報フィールドを参照します。 しかし、このフィールドはまだ生きており、その内容はPOSIXで 規定されています。 このフィールドには、カンマで区切られた ユーザーのフルネーム、オフィスの電話番号、家の電話番号に関する リストが含まれています。多くのシステムでは、ユーザーのフルネーム のみが利用可能です。 |
dir | この要素には、ユーザーのホームディレクトリへの絶対パスが含まれています。 |
shell | shell 要素には、ユーザーのデフォルトシェルの実行ファイルへの絶対パスが 含まれています。 |
サンプル
例1 posix_getpwuid() の使用例
$userinfo = posix_getpwuid(10000);
print_r($userinfo);
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
Array
(
[name] => tom
[passwd] => x
[uid] => 10000
[gid] => 42
[gecos] => "tom,,,"
[dir] => "/home/tom"
[shell] => "/bin/bash"
)
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
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