関数・クラス解説
escapeshellcmd
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)シェルのメタ文字をエスケープする
公式リファレンス
書式
escapeshellcmd ( string $command ) : string
説明
escapeshellcmd() は、文字列中においてシェルコマンドを だまして勝手なコマンドを実行する可能性がある文字をエスケープします。 この関数は、ユーザーに入力されたデータを関数 exec() または system() または、 バックティック演算子 に渡す前に全てエスケープを行う場合に使用するべきです。
&#;`|*?~<>^()[]{}$\、\x0A および \xFF については、その文字の前にバックスラッシュが 追加されます。' および " は、対になっていない場合にのみエスケープされます。 Windows では、 これらの文字に加えて % と ! の前にキャレット (^) が付加されます。
パラメータ
- command
- エスケープされるコマンド
返値
エスケープされた文字列
注意
警告 escapeshellcmd() はコマンド文字列全体に適用しなければなりません。 また、そうしたところで、まだ任意の数の引数を渡すことによる攻撃を許してしまいます。 単一の引数をエスケープするには、かわりに escapeshellarg() を使わねばなりません。警告 escapeshellcmd() はコマンド文字列全体に適用しなければなりません。 また、そうしたところで、まだ任意の数の引数を渡すことによる攻撃を許してしまいます。 単一の引数をエスケープするには、かわりに escapeshellarg() を使わねばなりません。
サンプル
例1 escapeshellcmd() の例
// 意図的に、任意の数の引数を指定できるようにしています
$command = './configure '.$_POST['configure_options'];
$escaped_command = escapeshellcmd($command);
system($escaped_command);
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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