関数・クラス解説
exec
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)外部プログラムを実行する
公式リファレンス
書式
exec ( string $command [, array &$output [, int &$return_var ]] ) : string
説明
exec() は指定されたコマンド command を実行します。
パラメータ
- command
- 実行するコマンド
- output
- 引数 output が存在する場合、指定した配列は、 コマンドからの出力の各行で埋められます。 \n のような後に続く空白は、この配列には含まれません。 配列に既に何らかの要素が 含まれる場合は、exec() は配列の最後に追加される ことに注意してください。関数が要素を追加することを望まないのなら、 それが exec() に渡される前に、配列の unset() を呼び出してください。
- return_var
- 引数return_varが、引数 output と共に存在する場合、実行したコマンドの ステータスがこの変数に書かれます。
返値
コマンド結果の最後の行を返します。コマンドを実行し、 一切干渉を受けずに直接コマンドから全てのデータを受けとる必要が あるならば、PassThru() 関数を使ってください。 実行されたコマンドの出力を取得するには、必ず output パラメータを設定・使用してください。
注意
警告ユーザーが入力したデータをこの関数に渡すことを許可する場合、ユーザーが任意のコマンドを実行できるようシステムを欺くことができないように escapeshellarg() またはescapeshellcmd() を適用する必要があります。
注意: プログラムがこの関数で始まる場合、バックグラウンドで処理を続けさせるには、プログラムの出力をファイルや別の出力ストリームにリダイレクトする必要があります。そうしないと、プログラムが実行を終えるまで PHP はハングしてしまいます。
注意: Windowsでは、exec() 関数はコマンドを起動するために最初に cmd.exe を起動します。cmd.exe を起動せずに外部プログラムを起動したい場合は、proc_open() 関数を bypass_shell オプションを指定して使うようにしてください。警告ユーザーが入力したデータをこの関数に渡すことを許可する場合、ユーザーが任意のコマンドを実行できるようシステムを欺くことができないように escapeshellarg() またはescapeshellcmd() を適用する必要があります。
サンプル
例1 exec() の例
// ("whoami" コマンドをパスに有するシステム上で)
// 実行中のphp/httpdプロセスを所有するユーザーの名前を出力
echo exec('whoami');
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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