関数・クラス解説
shm_attach
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)共有メモリセグメントを作成またはオープンする
公式リファレンス
書式
shm_attach ( int $key [, int $memsize [, int $perm = 0666 ]] ) : resource
説明
shm_attach() は ID を返します。 これは、指定されたキー key で System V 共有メモリにアクセスする際に使用することが可能です。 最初のコールの際に、サイズが memsize、 オプションのパーミッション perm を指定した共有メモリセグメントを作成します。
同じ key で shm_attach() を 2 回コールした場合は 別の共有メモリ ID が返されますが、両方の ID は同じ共有メモリをアクセスします。 memsize および perm は無視されます。
パラメータ
- key
- 共有メモリセグメント ID を表す数値。
- memsize
- メモリのサイズ。省略した場合のデフォルトは php.ini の sysvshm.init_mem、あるいは 10000 バイトとなります。
- perm
- オプションのパーミッション設定。デフォルトは 0666 です。
返値
共有メモリセグメントの ID を返します。
注意
注意: PHP 5.3.0 より前のバージョンでは、この関数の返す値は integer 型の値でした。 前のバージョンと同じ値を得るには、次のように帰り値を integer へとキャストします。 <?php// テンポラリファイルを作り、そのパスを返します$tmp = tempnam('/tmp', 'PHP');// ファイルトークンキーを取得します$key = ftok($tmp, 'a');// SHM リソースをアタッチします。あとでキャストすることに注意$id = shm_attach($key);if ($id === false) { die('共有メモリセグメントを作成できません');}// integer にキャストします。PHP 5.3.0 より前のバージョンでは// リソース ID が返り値となっており、この値はリソースを integer// にキャストすることで得られるからです$id = (integer) $id;?>
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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