関数・クラス解説
sapi_windows_set_ctrl_handler
version:PHP 7 >= 7.4.0 (公式)CTRLイベント のハンドラを設定したり削除したりする
公式リファレンス
書式
sapi_windows_set_ctrl_handler ( callable $callable [, bool $add = TRUE ] ) : bool
handler ( int $event ) : void
説明
CTRL イベントのハンドラを設定したり削除したりします。 これによって、Windows の CLI プロセスが、 CTRL+C や CTRL+BREAK イベントに割り込んだり、無視したり出来るようになります。 マルチスレッド環境では、この操作はメインスレッドからのみ可能です。
パラメータ
- callable
- 設定したり削除したりするコールバック関数。 設定した場合、この関数は CTRL+C または CTRL+BREAK イベントが発生した場合にいつでも呼び出されます。 関数のシグナチャは次のとおりです:
- event
- 受け取った CTRL イベント; PHP_WINDOWS_EVENT_CTRL_C または PHP_WINDOWS_EVENT_CTRL_BREAK
- add
- TRUE に設定し、ハンドラを設定します。 FALSE の場合、ハンドラは削除されます。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
サンプル
例1 基本的な sapi_windows_set_ctrl_handler() 関数の使い方
以下の例は、 CTRLイベント にどのように割り込むかを示しています。
function ctrl_handler(int $event)
{
switch ($event) {
case PHP_WINDOWS_EVENT_CTRL_C:
echo "You have pressed CTRL+C\n";
break;
case PHP_WINDOWS_EVENT_CTRL_BREAK:
echo "You have pressed CTRL+BREAK\n";
break;
}
}
sapi_windows_set_ctrl_handler('ctrl_handler');
while (true); // ハンドラがトリガできるように無限ループにする
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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