関数・クラス解説
time_nanosleep
version:PHP 5, PHP 7 (公式)秒およびナノ秒単位で実行を遅延する
公式リファレンス
書式
time_nanosleep ( int $seconds , int $nanoseconds ) : mixed
説明
指定した seconds および nanoseconds の時間だけプログラムの実行を遅延させます。
パラメータ
- seconds
- 非負の整数である必要があります。
- nanoseconds
- 十億よりも小さい非負の整数である必要があります。
注意: Windows では、与えられたナノ秒以上に長くスリープする可能性があります。 動作はハードウェア依存です。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。 シグナルによって遅延処理が中断された場合、以下の要素からなる連想配列を返します。
- seconds - 残りの秒数
- nanoseconds - 残りのナノ秒数
サンプル
例1 time_nanosleep() の例
// 注意! もし配列が返された場合、これはうまく動作しません
if (time_nanosleep(0, 500000000)) {
echo "0.5 秒遅延しました。\n";
}
// こちらのほうがよいでしょう
if (time_nanosleep(0, 500000000) === true) {
echo "0.5 秒遅延しました。\n";
}
// そしてこれが最良の方法です
$nano = time_nanosleep(2, 100000);
if ($nano === true) {
echo "2 秒と 100 マイクロ秒だけ遅延しました。\n";
} elseif ($nano === false) {
echo "遅延に失敗しました。\n";
} elseif (is_array($nano)) {
$seconds = $nano['seconds'];
$nanoseconds = $nano['nanoseconds'];
echo "シグナルによって中断しました。\n";
echo "残りの秒数は $seconds 秒と $nanoseconds ナノ秒です。";
}
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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