関数・クラス解説

iterator_apply

version:PHP 5 >= 5.1.0, PHP 7 (公式)

ユーザー関数をイテレータのすべての要素でコールする

公式リファレンス

書式

iterator_apply ( Traversable $iterator , callable $function [, array $args = NULL ] ) : int

説明

イテレータ内のすべての要素に対して関数をコールします。

パラメータ

iterator
順次処理したいイテレータオブジェクト
function
すべての要素に対してコールしたいコールバック関数。 この関数は args のみを受け取ります。 デフォルトでは引数を渡されません。 たとえば count($args) === 3 の場合、 コールバック関数は3変数関数です。
注意: iterator での処理を続けるために、 この関数は TRUE を返さなければなりません。
args
コールバック関数に渡す引数。 引数の array。 args の個々の要素が コールバック function に別々の引数として渡されます。

返値

イテレータの要素数を返します。

サンプル

例1 iterator_apply() の例

function print_caps(Iterator $iterator) {     echo strtoupper($iterator->current()) . "\n";     return TRUE; } $it = new ArrayIterator(array("Apples", "Bananas", "Cherries")); iterator_apply($it, "print_caps", array($it));

上の例の出力は以下となります。

APPLES BANANAS CHERRIES

参考

  • array_walk() - 配列の全ての要素にユーザー定義の関数を適用する
  • ワード検索


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