関数・クラス解説
stream_wrapper_register
version:PHP 4 >= 4.3.2, PHP 5, PHP 7 (公式)PHP のクラスとして実装された URL ラッパーを登録する
公式リファレンス
書式
stream_wrapper_register ( string $protocol , string $classname [, int $flags = 0 ] ) : bool
説明
自分で作ったプロトコルハンドラとストリームを実装し、それを fopen() や fread() といったファイルシステムの関数と利用することを可能にします。
パラメータ
- protocol
- 登録したいラッパー名。
- classname
- protocol を実装したクラス名。
- flags
- protocol が URL プロトコルである場合は STREAM_IS_URL を設定しなければなりません。 デフォルトは 0 で、ローカルストリームを意味します。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。 stream_wrapper_register() は、 protocol というハンドラが既にある場合、 FALSE を返します。
サンプル
例1 ストリームラッパーの登録方法
$existed = in_array("var", stream_get_wrappers());
if ($existed) {
stream_wrapper_unregister("var");
}
stream_wrapper_register("var", "VariableStream");
$myvar = "";
$fp = fopen("var://myvar", "r+");
fwrite($fp, "line1\n");
fwrite($fp, "line2\n");
fwrite($fp, "line3\n");
rewind($fp);
while (!feof($fp)) {
echo fgets($fp);
}
fclose($fp);
var_dump($myvar);
if ($existed) {
stream_wrapper_restore("var");
}
上の例の出力は以下となります。
line1
line2
line3
string(18) "line1
line2
line3
"
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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