関数・クラス解説
yaml_emit
version:PECL yaml >= 0.5.0 (公式)YAML 形式にした値を返す
公式リファレンス
書式
yaml_emit ( mixed $data [, int $encoding = YAML_ANY_ENCODING [, int $linebreak = YAML_ANY_BREAK [, array $callbacks = NULL ]]] ) : string
説明
data で渡したデータを YAML 形式にして返します。
パラメータ
- data
- エンコードしたいデータ。リソース型以外の任意の型が使えます。
- encoding
- 出力時の文字エンコーディング。 YAML_ANY_ENCODING、 YAML_UTF8_ENCODING、 YAML_UTF16LE_ENCODING、 YAML_UTF16BE_ENCODING のいずれか。
- linebreak
- 出力時の改行形式。 YAML_ANY_BREAK、 YAML_CR_BREAK、 YAML_LN_BREAK、 YAML_CRLN_BREAK のいずれか。
- callbacks
- YAML ノードの発行用のコンテンツハンドラ。 クラス名 => callable 形式の連想配列となります。 詳細は発行コールバック を参照ください。
返値
成功した場合に YAML 形式の文字列を返します。
更新履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
PECL yaml 1.1.0 | callbacks パラメータが追加されました。 |
サンプル
例1 yaml_emit() の例
$addr = array(
"given" => "Chris",
"family"=> "Dumars",
"address"=> array(
"lines"=> "458 Walkman Dr.
Suite #292",
"city"=> "Royal Oak",
"state"=> "MI",
"postal"=> 48046,
),
);
$invoice = array (
"invoice"=> 34843,
"date"=> 980208000,
"bill-to"=> $addr,
"ship-to"=> $addr,
"product"=> array(
array(
"sku"=> "BL394D",
"quantity"=> 4,
"description"=> "Basketball",
"price"=> 450,
),
array(
"sku"=> "BL4438H",
"quantity"=> 1,
"description"=> "Super Hoop",
"price"=> 2392,
),
),
"tax"=> 251.42,
"total"=> 4443.52,
"comments"=> "Late afternoon is best. Backup contact is Nancy Billsmer @ 338-4338.",
);
var_dump(yaml_emit($invoice));
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
string(628) "---
invoice: 34843
date: 980208000
bill-to:
given: Chris
family: Dumars
address:
lines: |-
458 Walkman Dr.
Suite #292
city: Royal Oak
state: MI
postal: 48046
ship-to:
given: Chris
family: Dumars
address:
lines: |-
458 Walkman Dr.
Suite #292
city: Royal Oak
state: MI
postal: 48046
product:
- sku: BL394D
quantity: 4
description: Basketball
price: 450
- sku: BL4438H
quantity: 1
description: Super Hoop
price: 2392
tax: 251.420000
total: 4443.520000
comments: Late afternoon is best. Backup contact is Nancy Billsmer @ 338-4338.
...
"
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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