関数・クラス解説

yaml_parse

version:PECL yaml >= 0.4.0 (公式)

YAML ストリームをパースする

公式リファレンス

書式

yaml_parse ( string $input [, int $pos = 0 [, int &$ndocs [, array $callbacks = NULL ]]] ) : mixed

説明

YAML ドキュメントストリーム全体あるいはその一部を、PHP の変数に変換します。

パラメータ

input
YAML ドキュメントストリームとしてパースする文字列。
pos
ストリームから取り出すドキュメント (-1 はすべてのドキュメント、0 は最初のドキュメント、...)。
ndocs
ndocs を渡すと、 ストリーム内で見つかったドキュメントの数がそこに格納されます。
callbacks
YAML ノードのコンテンツハンドラ。 YAML タグ => callable 形式の連想配列となります。 詳細はパースコールバック を参照ください。

返値

適切な PHP の型に変換した結果を返します。 失敗した場合に FALSE を返します。 pos が -1 の場合は配列を返します。 配列の各要素が、ストリーム内で見つかった個々のドキュメントとなります。

注意

警告 !php/object タグを使ったノードの unserialize() を有効にしている場合に、 ユーザーからの信頼できない入力を yaml_parse() で処理するのは危険です。 この挙動を無効にするには、ini 設定の yaml.decode_php を利用します。警告 !php/object タグを使ったノードの unserialize() を有効にしている場合に、 ユーザーからの信頼できない入力を yaml_parse() で処理するのは危険です。 この挙動を無効にするには、ini 設定の yaml.decode_php を利用します。

サンプル

例1 yaml_parse() の例

$yaml = <<

上の例の出力は、たとえば以下のようになります。

array(8) { ["invoice"]=> int(34843) ["date"]=> string(10) "2001-01-23" ["bill-to"]=> &array(3) { ["given"]=> string(5) "Chris" ["family"]=> string(6) "Dumars" ["address"]=> array(4) { ["lines"]=> string(34) "458 Walkman Dr. Suite #292" ["city"]=> string(9) "Royal Oak" ["state"]=> string(2) "MI" ["postal"]=> int(48046) } } ["ship-to"]=> &array(3) { ["given"]=> string(5) "Chris" ["family"]=> string(6) "Dumars" ["address"]=> array(4) { ["lines"]=> string(34) "458 Walkman Dr. Suite #292" ["city"]=> string(9) "Royal Oak" ["state"]=> string(2) "MI" ["postal"]=> int(48046) } } ["product"]=> array(2) { [0]=> array(4) { ["sku"]=> string(6) "BL394D" ["quantity"]=> int(4) ["description"]=> string(10) "Basketball" ["price"]=> int(450) } [1]=> array(4) { ["sku"]=> string(7) "BL4438H" ["quantity"]=> int(1) ["description"]=> string(10) "Super Hoop" ["price"]=> int(2392) } } ["tax"]=> float(251.42) ["total"]=> float(4443.52) ["comments"]=> string(68) "Late afternoon is best. Backup contact is Nancy Billsmer @ 338-4338." }

参考

  • yaml_parse_file() - ファイルからの YAML ストリームをパースする
  • yaml_parse_url() - URL からの YAML ストリームをパースする
  • yaml_emit() - YAML 形式にした値を返す
  • ワード検索


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    最終更新一覧

    stristr
     大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却

    stripslashes
     バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く

    stripos
     大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する

    stripcslashes
     addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする

    strip_tags
     文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却

    strcspn
     指定した文字が最初に現れる位置を調べる

    strcoll
     ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

    strcmp
     2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

    strchr
     strstr() のエイリアス

    strcasecmp
     2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)

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