関数・クラス解説

Phar::mungServer

version:PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PECL phar (公式)

最大 4 つまでの $_SERVER 変数を実行時に変更させる

公式リファレンス

書式

final public static Phar::mungServer ( array $munglist ) : void

説明

Phar::mungServer() は、 phar アーカイブのスタブ内でのみ使用します。

最大 4 つまでの $_SERVER 変数を指定し、 実行時に変更させます。phar の実行時に変更できる変数は REQUEST_URI、PHP_SELF、 SCRIPT_NAME そして SCRIPT_FILENAME です。

このメソッド自身は何も行いません。これが効力を発揮するのは Phar::webPhar() と組み合わせた場合で PHP ファイルがリクエストされた場合のみです。 PATH_INFO と PATH_TRANSLATED は常に変更されていることに注意しましょう。

変更前の元の値は、SERVER 配列の中で PHAR_ をつけた名前で保持されます。たとえば SCRIPT_NAME の場合は 変更前の値は PHAR_SCRIPT_NAME となります。

パラメータ

munglist
REQUEST_URI、PHP_SELF、 SCRIPT_NAME および SCRIPT_FILENAME を含む配列。その他の値を指定した場合は例外が発生します。また Phar::mungServer() は大文字小文字を区別します。

返値

値を返しません。

エラー

渡したデータに何らかの問題があった場合は UnexpectedValueException をスローします。

サンプル

例1 Phar::mungServer() の例

// スタブのサンプル Phar::mungServer(array('REQUEST_URI')); Phar::webPhar(); __HALT_COMPILER();

参考

  • Phar::webPhar() - ウェブベースの phar で使用するフロントコントローラ
  • Phar::setStub() - Phar アーカイブの PHP ローダ (あるいは起動スタブ) を設定する
  • ワード検索


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