関数・クラス解説
curl_setopt_array
version:PHP 5 >= 5.1.3, PHP 7 (公式)CURL 転送用の複数のオプションを設定する
公式リファレンス
書式
curl_setopt_array ( resource $ch , array $options ) : bool
説明
cURL セッション用の複数のオプションを設定します。 この関数が便利なのは大量の cURL オプションを設定する場合で、 何度も繰り返して curl_setopt() をコールせずにすみます。
パラメータ
- ch
- curl_init()が返す cURL ハンドル。
- options
- 設定するオプションとその値を指定した配列。キーとして使用できるのは、 有効な curl_setopt() 定数か、 その定数に対応する整数値だけです。
返値
すべてのオプションがうまく設定できた場合に TRUE を返します。 うまく設定できないオプションがあった時点で即時に FALSE が返され、options 配列に含まれるそれ以降のオプションは無視されます。
注意
注意: curl_setopt() と同様、配列を CURLOPT_POST に渡すとデータを multipart/form-data でエンコードします。 一方 URL エンコードされた文字列を渡すと、データを application/x-www-form-urlencoded でエンコードします。
サンプル
例1 新規に CURL セッションを初期化、ウェブページを取得する
// 新しい cURL リソースを作成します
$ch = curl_init();
// URL その他のオプションを適切に設定します
$options = array(CURLOPT_URL => 'http://www.example.com/',
CURLOPT_HEADER => false
);
curl_setopt_array($ch, $options);
// URL の内容を取得し、ブラウザに渡します
curl_exec($ch);
// cURL リソースを閉じ、システムリソースを開放します
curl_close($ch);
PHP 5.1.3 より前のバージョンでこの関数と同等の操作をするには、次のようにします。
例2 curl_setopt_array() の独自実装
if (!function_exists('curl_setopt_array')) {
function curl_setopt_array(&$ch, $curl_options)
{
foreach ($curl_options as $option => $value) {
if (!curl_setopt($ch, $option, $value)) {
return false;
}
}
return true;
}
}
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
PHP の振る舞いの変更
音声フォーマットの操作
認証サービス
コマンドライン関連
圧縮およびアーカイブ
暗号
データベース関連
日付および時刻関連
ファイルシステム
自然言語および文字エンコーディング
画像処理および作成
メール関連
数学
テキスト以外の MIME 型
プロセス制御
その他の基本モジュール
その他のサービス
検索エンジン用の拡張モジュール
サーバー固有のモジュール
セッション関連
テキスト処理
変数・データ型関連
ウェブサービス
Windows 用のモジュール
XML 操作
GUI用の拡張モジュール