関数・クラス解説
ftp_nb_fput
version:PHP 4 >= 4.3.0, PHP 5, PHP 7 (公式)オープン中のファイルを FTP サーバーに保存する（非ブロッキング）
公式リファレンス
書式
ftp_nb_fput ( resource $ftp_stream , string $remote_file , resource $handle [, int $mode = FTP_BINARY [, int $startpos = 0 ]] ) : int
説明
ftp_nb_fput() は、ファイルポインタが指すデータを FTP サーバー上のリモートファイルへアップロードします。
ftp_fput() との違いは、この関数が 非同期処理でファイルをアップロードするということです。そのため、 ファイルをアップロードしている最中に別の処理を行うことができます。
パラメータ
- ftp_stream
- FTP 接続のリンク ID 。
- remote_file
- リモートファイルのパス。
- handle
- ローカルでオープンされているファイルのポインタ。 ファイルの終端まで進むと読み込みが終了します。
- mode
- 転送モード。FTP_ASCII または FTP_BINARY のどちらかを指定する必要があります。
- startpos
- リモートファイル内での、アップロード開始位置。
返値
FTP_FAILED、FTP_FINISHED あるいは FTP_MOREDATA を返します。
更新履歴
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 7.3.0 | mode パラメータはオプションになりました。 これより前のバージョンでは、このパラメータは必須でした。 |
サンプル
例1 ftp_nb_fput() の例
$file = 'index.php';
$fp = fopen($file, 'r');
$conn_id = ftp_connect($ftp_server);
$login_result = ftp_login($conn_id, $ftp_user_name, $ftp_user_pass);
// アップロードを開始する
$ret = ftp_nb_fput($conn_id, $file, $fp, FTP_BINARY);
while ($ret == FTP_MOREDATA) {
// 何かお好みの動作を
echo ".";
// アップロードを継続する…
$ret = ftp_nb_continue($conn_id);
}
if ($ret != FTP_FINISHED) {
echo "There was an error uploading the file...";
exit(1);
}
fclose($fp);
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降（あるいは以前）の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較（大文字小文字を区別せず同じとみなす）
カテゴリー一覧
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