関数・クラス解説

Memcache::get

サーバーから項目を取得する

公式リファレンス

書式

Memcache::get ( string $key [, int &$flags ] ) : string

Memcache::get ( array $keys [, array &$flags ] ) : array

説明

その時点でサーバー上の key にそのようなキーが存在する場合、 Memcache::get() は、前に格納されていたデータを返します。

Memcache::get() にキーの配列を渡すことにより、 値の配列を取得することができます。この配列には、サーバー上で見つかった キーと値のペアのみが含まれます。

パラメータ

key

取得したいキー (あるいはキーの配列)。

flags

存在した場合は、値とともに取得したフラグをここに書き込みます。 これらのフラグは、たとえば Memcache::set() に渡すものと同じです。int の最下位バイトは pecl/memcache で内部的に使用するために予約されています (たとえば圧縮やシリアライズに関する状態を表します)。

返値

key に関連付けられた値を返します。 key が配列の場合は、 見つかったキー・値のペアを配列で返します。 取得に失敗したり key が見つからなかったり、 あるいは key が空だったりした場合は FALSE を返します。

サンプル

例1 Memcache::get() の例
 


/* 手続き型の API */
$memcache_obj = memcache_connect('memcache_host', 11211);
$var = memcache_get($memcache_obj, 'some_key');

/* オブジェクト指向の API */
$memcache_obj = new Memcache;
$memcache_obj->connect('memcache_host', 11211);
$var = $memcache_obj->get('some_key');

/* 
キーの配列をパラメータとして使用することもできます。
もしキーに対応する項目がサーバー上で見つからなければ、
結果の配列の中にはそのキーは含まれません。
*/

/* 手続き型の API */
$memcache_obj = memcache_connect('memcache_host', 11211);
$var = memcache_get($memcache_obj, Array('some_key', 'another_key'));

/* オブジェクト指向の API */
$memcache_obj = new Memcache;
$memcache_obj->connect('memcache_host', 11211);
$var = $memcache_obj->get(Array('some_key', 'second_key'));

ワード検索

関数名アルファベット別

最終更新一覧

●stristr
　大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降（あるいは以前）の文字列を返却

●stripslashes
　バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く

●stripos
　大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する

●stripcslashes
　addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする

●strip_tags
　文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却

●strcspn
　指定した文字が最初に現れる位置を調べる

●strcoll
　ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する

●strcmp
　2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する

●strchr
　strstr() のエイリアス

●strcasecmp
　2つの文字列を比較（大文字小文字を区別せず同じとみなす）

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