関数・クラス解説
syslog
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)システムログのメッセージを生成する
公式リファレンス
書式
syslog ( int $priority , string $message ) : bool
説明
syslog() はシステムログが出力するログメッセージを生成します。
ユーザー定義のログハンドラの設定に関する情報については、Unix マニュアルの syslog.conf (5) を参照ください。 syslog の facility と option に関するより詳細な情報は、 Unix マシンの syslog (3) にあります。
パラメータ
- priority
- priority は、容易さ (facility) とレベル (level) の組み合わせです。以下の値が使用できます。
syslog() の優先順位 (降順) 定数 説明 LOG_EMERG システムは使用不可 LOG_ALERT アクションを直ちにおこす必要がある LOG_CRIT 致命的な条件 LOG_ERR エラーを発生する条件 LOG_WARNING 警告を発生する条件 LOG_NOTICE 通常の動作だが、特徴的な条件 LOG_INFO 情報を与えるメッセージ LOG_DEBUG デバッグ用のメッセージ - message
- 残りの引数は送信するメッセージです。ただし、文字 %m は、errno の値に対応するエラーメッセージ文字列 (strerror) に置換されます。
返値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
注意
Windows NT では、syslog サービスはイベントログを使用してエミュレートされます。
注意: Windows 環境では、openlog() の facility パラメータに LOG_LOCAL0 から LOG_LOCAL7 までを使用することはできません。
サンプル
例1 syslog() の使用例
// syslogをオープンし、プロセスIDをインクルードし、標準エラー出力にも
// ログを出力します。そして、ユーザー定義のログ記録機構を使用します。
openlog("myScriptLog", LOG_PID | LOG_PERROR, LOG_LOCAL0);
// 何らかのコード
if (authorized_client()) {
// 何かをする
} else {
// クライアントは未認証!
// ログを記録する
$access = date("Y/m/d H:i:s");
syslog(LOG_WARNING, "Unauthorized client: $access {$_SERVER['REMOTE_ADDR']} ({$_SERVER['HTTP_USER_AGENT']})");
}
closelog();
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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