関数・クラス解説

snmp2_set

version:PHP >= 5.2.0 (公式)

SNMP オブジェクトの値を設定する

公式リファレンス

書式

snmp2_set ( string $host , string $community , string $object_id , string $type , string $value [, int $timeout = 1000000 [, int $retries = 5 ]] ) : bool

説明

snmp2_set() は、 object_id で指定した SNMP オブジェクトの値を設定します。

パラメータ

host
SNMP エージェント (サーバー) のホスト名。
community
ライトコミュニティ。
object_id
SNMP オブジェクト ID。
type
MIB は、オブジェクトIDごとのタイプを定義します。 これは、以下の一覧から指定される一文字でなければなりません。
types
=MIBから取得するタイプ
iINTEGER
uINTEGER
sSTRING
xHEX STRING
dDECIMAL STRING
nNULLOBJ
oOBJID
tTIMETICKS
aIPADDRESS
bBITS
SNMP ライブラリをコンパイルする際、 OPAQUE_SPECIAL_TYPES が定義されていた場合、 以下も正しい値になります:
types
Uunsigned int64
Isigned int64
Ffloat
Ddouble
これらの大半は、対応する ASN.1 の型を使います。's', 'x', 'd' および 'b' はどれも OCTET STRING を異なる方法で表したものであり、'u' も Gauge32 値を扱うためのものです。 MIB ファイルが "snmp_read_mib" や libsnmp の設定で MIB ツリーに読み込まれている場合は、 type に '=' を使うことができます。 これはすべてのオブジェクト ID を表し、型は自動的に MIB から読み込みます。 "SYNTAX BITS {telnet(0), ftp(1), http(2), icmp(3), snmp(4), ssh(5), https(6)}" のような BITS 型の値変数を設定する方法は二通りあることに注意しましょう。
  • 型として "b" を使い、ビット番号の一覧を指定する。この方法はおすすめしません。 同じ OID に対して GET クエリを実行しても 0xF8 などを返すからです。
  • Using type "x" and a hex number but without(!) the usual "0x" prefix. 型として "x" を使い、通常のプレフィックス "0x" をつけずに(!) 16 進数を指定する。
詳細は、サンプルを参照ください。
value
新しい値。
timeout
最初のタイムアウトまでのマイクロ秒数。
retries
タイムアウト発生時の再試行回数。

返値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。 SNMP ホストがデータ型を却下すると、"Warning: Error in packet. Reason: (badValue) The value given has the wrong type or length." のような’ E_WARNING メッセージが表示されます。未知の OID あるいは無効な OID を指定した場合は、おそらく "Could not add variable" のような警告となります。

サンプル

例1 snmp2_set() の使用法

  snmp2_set("localhost", "public", "IF-MIB::ifAlias.3", "s", "foo");

例2 BITS SNMP オブジェクト ID を設定した snmp2_set() の使用法

  snmp2_set("localhost", "public", 'FOO-MIB::bar.42', 'b', '0 1 2 3 4'); // あるいは   snmp2_set("localhost", "public", 'FOO-MIB::bar.42', 'x', 'F0');

参考

  • snmp2_get() - SNMP オブジェクトを取得する
  • ワード検索


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    strcoll
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     2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

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