関数・クラス解説
yaz_connect
version:PHP 4 >= 4.0.1, PECL yaz >= 0.9. (公式)Z39.50 サーバーへの接続を準備する
公式リファレンス
書式
yaz_connect ( string $zurl [, mixed $options ] ) : mixed
説明
この関数は、成功した場合に接続リソース、失敗した場合にゼロを返します。
yaz_connect() は Z39.50 サーバーへの接続を準備します。 この関数は非ブロックモードで動作し、接続を確立しようとしません - 単にあとで yaz_wait() がコールされた際に 接続を実行する準備を行うだけです。
注意:
» YAZ プロキシ は、フリーで使用可能な Z39.50 のプロキシです。
パラメータ
- zurl
- host[:port][/database] という形式の文字列です。 port が省略された場合、210 が使用されます。database が省略された 場合、Default が使用されます。
- options
- 文字列が指定された場合、 Z39.50 V2 認証文字列(OpenAuth)として処理されます。 配列が指定された場合、その配列の内容はオプションとして処理されます。
- user
- 認証用のユーザー名
- group
- 認証用のグループ
- password
- 認証用のパスワード
- cookie
- セッションクッキー(YAZ プロキシ)
- proxy
- 接続用プロキシ(YAZ プロキシ)
- persistent
- 論理値。TRUE の場合、接続は持続的となります。FALSE の 場合、接続は持続的ではありません。デフォルトでは 接続は持続的です。
注意: 持続的な接続をオープンした場合、後でそれを yaz_close() によってクローズすることは できません。
- piggyback
- 論理値。TRUE の場合、検索時の piggyback が有効になります。 FALSE の場合、piggyback が無効になります。デフォルトでは piggyback は有効です。 piggyback を有効にするとより効率的となり、 通常、レコードを最初に取得する際のネットワーク往復時間を 節約することが可能です。しかし、少数の Z39.50 ターゲットは piggyback をサポートしていないか、エレメント集合名を無視します。 この場合、piggyback を無効とする必要があります。
- charset
- Z39.50 の言語および文字セットネゴシエーションに使用する 文字セットを指定する文字列。以下のような文字列を使用します。 ISO-8859-1、UTF-8、 UTF-16 。 ほとんどの Z39.50 サーバーはこの機能をサポートしません(そのため、 無視されます)。ほとんどのサーバーは、クエリやメッセージに ISO-8859-1 エンコーディングを使用します。MARC21/USMARC レコードは この設定の影響を受けません。
- preferredMessageSize
- ターゲットから取得される全レコードの最大バイト数を指定する整数値。 詳細な情報は » Z39.50 standard を参照ください。
注意: このオプションは PECL YAZ 1.0.5 以降でサポートされます。
- maximumRecordSize
- ターゲットから取得される単一のレコードの最大バイト数を指定する 整数値。この項目は、 » Z39.50 standard の Exceptional-record-size として参照されます。
注意: このオプションは PECL YAZ 1.0.5 以降でサポートされます。
返値
成功した場合に接続リソース、エラー時に FALSE を返します。
更新履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
4.1.0 | options が追加されました。 |
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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