関数・クラス解説

ZipArchive::locateName

version:PHP 5 >= 5.2.0, PHP 7, PECL zip (公式)

アーカイブ内のエントリのインデックスを返す

公式リファレンス

書式

public ZipArchive::locateName ( string $name [, int $flags ] ) : int|false

説明

名前を使用して、エントリの場所を取得します。

パラメータ

name
探したいエントリの名前。
flags
この関数は、アーカイブ内の指定した名前のファイルのインデックスを返します。 フラグには、次の値を OR で連結して指定します。 あるいは何もしていしない場合は 0 とします。
  • ZipArchive::FL_NOCASE
  • ZipArchive::FL_NODIR

返値

成功した場合にエントリのインデックス、失敗した場合に FALSE を返します。

サンプル

例1 アーカイブを作成し、ZipArchive::locateName() を使用する

$file = 'testlocate.zip'; $zip = new ZipArchive; if ($zip->open($file, ZipArchive::CREATE) !== TRUE) {     exit('失敗'); } $zip->addFromString('entry1.txt', 'entry #1'); $zip->addFromString('entry2.txt', 'entry #2'); $zip->addFromString('dir/entry2d.txt', 'entry #2'); if ($zip->status !== ZipArchive::ER_OK) {     echo "zip の書き込みに失敗\n"; } $zip->close(); if ($zip->open($file) !== TRUE) {     exit('失敗'); } echo $zip->locateName('entry1.txt') . "\n"; echo $zip->locateName('eNtry2.txt') . "\n"; echo $zip->locateName('eNtry2.txt', ZipArchive::FL_NOCASE) . "\n"; echo $zip->locateName('enTRy2d.txt', ZipArchive::FL_NOCASE|ZipArchive::FL_NODIR) . "\n"; $zip->close();

上の例の出力は以下となります。

0 1 2

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