関数・クラス解説

ZipArchive::setEncryptionName

version:PHP >= 7.2.0, PECL zip >= 1.14.0 (公式)

名前で定義されたエントリの暗号化方式を設定する

公式リファレンス

書式

public ZipArchive::setEncryptionName ( string $name , int $method [, string $password ] ) : bool

説明

名前で定義されたエントリの暗号化方式を設定する

パラメータ

name
エントリの名前です
method
ZipArchive::EM_ 定数のうちのひとつによって定義された暗号化方式
password
オプションで指定するパスワード。 指定されない場合はデフォルトの値が使われます。

返値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

注意

注意: この関数は、libzip ≥ 1.2.0 でビルドされた場合にのみ利用可能です。

サンプル

この例は、ZIP ファイルアーカイブ test.zip を作成し、 AES 256ビット で暗号化した test.txt を追加します。

例1 アーカイブを作成し、ファイルを暗号化する

$zip = new ZipArchive(); if ($zip->open('test.zip', ZipArchive::CREATE) === TRUE) {     $zip->setPassword('secret');     $zip->addFile('text.txt');     $zip->setEncryptionName('text.txt', ZipArchive::EM_AES_256);     $zip->close();     echo "Ok\n"; } else {     echo "KO\n"; }

参考

  • ZipArchive::setPassword() - アクティブなアーカイブにパスワードを設定する
  • ZipArchive::setEncryptionIndex() - index で定義されたエントリの暗号化方法を指定する
  • ワード検索


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