関数・クラス解説
preg_replace_callback_array
version:PHP 7 (公式)正規表現検索を行い、コールバック関数を使用して置換を行う
公式リファレンス
書式
preg_replace_callback_array ( array $patterns_and_callbacks , mixed $subject [, int $limit = -1 [, int &$count [, int $flags = 0 ]]] ) : mixed
説明
この関数の動作は、preg_replace_callback() に似ていますが、 コールバック関数が、パターン単位ペースで実行されるところが異なります。
パラメータ
- patterns_and_callbacks
- パターンをキーとし、callable を値とする連想配列です。
- subject
- 文字列あるいは文字列の配列で、 検索および置換の対象となる文字列を指定します。
- limit
- subject 文字列における 各パターンの最大置換回数。デフォルトは -1 (無制限) です。
- count
- 指定した場合は、置換を行った回数がここに格納されます。
- flags
- flags には、 PREG_OFFSET_CAPTURE と PREG_UNMATCHED_AS_NULL の組み合わせが指定できます。 これは matches 配列のフォーマットに影響します。 詳細は preg_match() 関数の説明を参照してください。
返値
preg_replace_callback_array() は、 subject が配列の場合には配列を、 それ以外の場合は文字列を返します。 エラー時の返り値は NULL となります。 マッチするものが見つかった場合は新しい subject を返し、それ以外の場合はもとの subject をそのまま返します。
更新履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
7.4.0 | パラメータ flags が追加されました。 |
サンプル
例1 preg_replace_callback_array() の例
$subject = 'Aaaaaa Bbb';
preg_replace_callback_array(
[
'~[a]+~i' => function ($match) {
echo strlen($match[0]), ' matches for "a" found', PHP_EOL;
},
'~[b]+~i' => function ($match) {
echo strlen($match[0]), ' matches for "b" found', PHP_EOL;
}
],
$subject
);
上の例の出力は以下となります。
6 matches for "a" found
3 matches for "b" found
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
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