関数・クラス解説
strtok
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)文字列をトークンに分割する
公式リファレンス
書式
strtok ( string $str , string $token ) : string
strtok ( string $token ) : string
説明
strtok() は文字列 (str) を 何らかの文字 token によって区切られている小さな文字列 (トークン) に分割します。 "This is an example string" のような文字列がある場合、 空白文字をトークンとするとこの文字列を個々の単語に分割することができます。
strtok は最初のコールの時のみ string 引数を使用することに注意してください。 strtok は、文字列のどこにいるのかの情報を保持しているため、 2回目以降のコールではトークンのみを必要とします。 最初からやりなおす場合や新しい文字列をトークンに分割する場合、 初期化するために再度string引数を指定してstrtokをコールします。 文字列は、引数の文字のどれかが見つかったはトークンに分割されます。
パラメータ
- str
- より小さい文字列 (トークン) に分割する文字列。
- token
- str を分割する際に使用する区切り文字。
返値
文字列トークンを返します。
注意
警告この関数は論理値FALSE を返す可能性がありますが、FALSE として評価される値を返す可能性もあります。詳細については 論理値のセクションを参照してください。この関数の返り値を調べるには===演算子 を使用してください。警告この関数は論理値FALSE を返す可能性がありますが、FALSE として評価される値を返す可能性もあります。詳細については 論理値のセクションを参照してください。この関数の返り値を調べるには===演算子 を使用してください。
サンプル
例1 strtok() の例
$string = "This is\tan example\nstring";
/* タブと改行をトークンの区切りとして使用します */
$tok = strtok($string, " \n\t");
while ($tok !== false) {
echo "Word=$tok
";
$tok = strtok(" \n\t");
}
例2 空の部分が見つかった場合の strtok() の動作
$first_token = strtok('/something', '/');
$second_token = strtok('/');
var_dump($first_token, $second_token);
上の例の出力は以下となります。
string(9) "something"
bool(false)
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
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