関数・クラス解説
substr_compare
version:PHP 5, PHP 7 (公式)指定した位置から指定した長さの 2 つの文字列について、バイナリ対応で比較する
公式リファレンス
書式
substr_compare ( string $main_str , string $str , int $offset [, int $length [, bool $case_insensitivity = FALSE ]] ) : int
説明
substr_compare() は、main_str の offset 文字目以降の最大 length 文字を、str と比較します。
パラメータ
- main_str
- 比較したい最初の文字列。
- str
- 比較したい二番目の文字列。
- offset
- 比較を開始する位置。 負の値を指定した場合は、文字列の最後から数えます。
- length
- 比較する長さ。デフォルト値は、 main_str の長さから offset を引いたものと str の長さのうち、長いほうです。
- case_insensitivity
- case_insensitivity が TRUE の場合、 大文字小文字を区別せずに比較します。
返値
main_str の offset 以降が str より小さい場合に負の数、 str より大きい場合に正の数、 等しい場合に 0 を返します。 offset が main_str と等しい (PHP 7.2.18, 7.3.5 より前のバージョン) か、 main_str より長い場合、 もしくは length が設定されていて0未満 (PHP 5.5.11 より前は、1未満でした) である場合、 substr_compare() は警告を表示して FALSE を返します。
更新履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
7.2.18, 7.3.5 | offset の値は、 main_str の長さと等しくても問題なくなりました。 |
サンプル
例1 substr_compare() の例
echo substr_compare("abcde", "bc", 1, 2); // 0
echo substr_compare("abcde", "de", -2, 2); // 0
echo substr_compare("abcde", "bcg", 1, 2); // 0
echo substr_compare("abcde", "BC", 1, 2, true); // 0
echo substr_compare("abcde", "bc", 1, 3); // 1
echo substr_compare("abcde", "cd", 1, 2); // -1
echo substr_compare("abcde", "abc", 5, 1); // 警告
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
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