関数・クラス解説
ucwords
version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)文字列の各単語の最初の文字を大文字にする
公式リファレンス
書式
ucwords ( string $str [, string $delimiters = " \t\r\n\f\v" ] ) : string
説明
文字がアルファベットの場合、str の各単語の最初の文字を大文字にしたものを返します。
単語の定義は、delimiters で指定した任意の文字 (デフォルトはスペース、フォームフィード、改行、キャリッジリターン、 水平タブ、垂直タブ) の直後にある、あらゆる文字からなる文字列です。
パラメータ
- str
- 入力文字列。
- delimiters
- オプションの delimiters で、単語の区切り文字を指定します。
返値
変更後の文字列を返します。
注意
注意: この関数はロケールを認識し、入力を現在設定されているロケールに従って処理します。しかしながら、この入力の処理はシングルバイトの文字セットでのみ動作します。マルチバイト文字(大半の西ヨーロッパ言語以外のそれが該当します)を扱う必要がある場合、mbstring や intl 拡張モジュールを調べてみて下さい。
注意: この関数はバイナリデータに対応しています。
サンプル
例1 ucwords() の例
$foo = 'hello world!';
$foo = ucwords($foo); // Hello World!
$bar = 'HELLO WORLD!';
$bar = ucwords($bar); // HELLO WORLD!
$bar = ucwords(strtolower($bar)); // Hello World!
例2 ucwords() で、区切り文字を指定する例
$foo = 'hello|world!';
$bar = ucwords($foo); // Hello|world!
$baz = ucwords($foo, "|"); // Hello|World!
例3 ucwords() で、追加の区切り文字を指定する例
$foo = "mike o'hara";
$bar = ucwords($foo); // Mike O'hara
$baz = ucwords($foo, " \t\r\n\f\v'"); // Mike O'Hara
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
PHP の振る舞いの変更
音声フォーマットの操作
認証サービス
コマンドライン関連
圧縮およびアーカイブ
暗号
データベース関連
日付および時刻関連
ファイルシステム
自然言語および文字エンコーディング
画像処理および作成
メール関連
数学
テキスト以外の MIME 型
プロセス制御
その他の基本モジュール
その他のサービス
検索エンジン用の拡張モジュール
サーバー固有のモジュール
セッション関連
テキスト処理
変数・データ型関連
ウェブサービス
Windows 用のモジュール
XML 操作
GUI用の拡張モジュール