関数・クラス解説
SessionHandler::write
version:PHP 5 >= 5.4.0, PHP 7 (公式)セッションのデータを書き込む
公式リファレンス
書式
public SessionHandler::write ( string $session_id , string $session_data ) : bool
説明
セッションのデータをセッションストレージに書き込みます。 リクエストの終了時や session_write_close() を実行したとき、そして session_register_shutdown() が失敗したときにコールされます。 PHP は、このメソッドの返り値を受け取るとすぐに SessionHandler::close() をコールします。
このメソッドは、このハンドラが session_set_save_handler() で設定される前に ini 設定 session.save_handler で定義されていた PHP の保存ハンドラをラップします。
このクラスを継承して拡張する場合は、親の write メソッドをコールすればこのメソッドのラッパーを実行でき、それに付随する内部コールバックも実行されます。 こうすれば、メソッドをオーバーライドしたり処理を横取りしてフィルタを追加したり (親の write メソッドに送る前に $data を暗号化したりなど) できます。
このメソッドに関する詳細は、 SessionHandlerInterface::write() のドキュメントを参照ください。
パラメータ
- session_id
- セッション id。
- session_data
- エンコードされたセッションのデータ。 これは、PHP が内部的にスーパーグローバル $_SESSION をエンコードしてシリアライズし、それを渡したものです。 セッションが使うシリアライズ方式は、通常のシリアライズとは別のものであることに注意しましょう。
返値
返り値 (通常は、TRUE が成功そして FALSE が失敗を表します)。この値は PHP で内部的に処理されるものであることに注意しましょう。
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
PHP の振る舞いの変更
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サーバー固有のモジュール
セッション関連
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