関数・クラス解説
filter_input
version:PHP 5 >= 5.2.0, PHP 7 (公式)指定した名前の変数を外部から受け取り、オプションでそれをフィルタリングする
公式リファレンス
書式
filter_input ( int $type , string $variable_name [, int $filter = FILTER_DEFAULT [, mixed $options ]] ) : mixed
パラメータ
- type
- INPUT_GET、INPUT_POST、 INPUT_COOKIE、INPUT_SERVER あるいは INPUT_ENV のいずれか。
- variable_name
- 取得する変数の名前。
- filter
- 適用するフィルタの ID。フィルタの型 に、利用できるフィルタの一覧があります。 省略した場合は FILTER_DEFAULT を使います。これは FILTER_UNSAFE_RAW と同等です。 結果的に、デフォルトでは何もフィルタリングをしません。
- options
- オプションあるいはフラグの論理和の連想配列。 オプションを指定可能なフィルタの場合、この配列の "flags" フィールドにフラグを指定します。
返値
成功した場合は要求された変数の値、フィルタリングに失敗した場合に FALSE、 あるいは変数 variable_name が設定されていない場合に NULL を返します。フラグ FILTER_NULL_ON_FAILURE が指定されている場合は、変数が設定されていなければ FALSE、 フィルタリングに失敗したら NULL を返します。
サンプル
例1 filter_input() の例
$search_html = filter_input(INPUT_GET, 'search', FILTER_SANITIZE_SPECIAL_CHARS);
$search_url = filter_input(INPUT_GET, 'search', FILTER_SANITIZE_ENCODED);
echo "You have searched for $search_html.\n";
echo "Search again.";
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
You have searched for Me & son.
<a href='?search=Me%20%26%20son'>Search again.</a>
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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