関数・クラス解説
random_int
version:PHP 7 (公式)暗号論的に安全な疑似乱数を生成する
公式リファレンス
書式
random_int ( int $min , int $max ) : int
説明
ポーカーゲームやカードデッキのシャッフルのような、 偏りがない結果が重要になる用途に合う、 暗号学的にランダムな整数を生成します。
この関数が使う不規則性のソースはつぎのとおりです。
- Windows では、常に » CryptGenRandom() を使います。PHP 7.2.0 以降は、常に » CNG-API を使うようになりました。
- Linux では、システムコール » getrandom(2) があればそれを使います。
- その他のプラットフォームでは、 /dev/urandom を使います。
- これらがいずれも使えない場合は、 Exception をスローします。
注意: この関数は PHP 7.0 で追加されたものですが、PHP 5.2 から 5.6 までのバージョンで使える » ユーザーランドの実装 も公開されています。
パラメータ
- min
- 返される最小値。 この値は、PHP_INT_MIN 以上でなければなりません。
- max
- 返される最大値。 この値は、PHP_INT_MAX 以下でなければなりません。
返値
min と max の範囲で、 暗号学的に安全なランダムな整数値を返します (min と max を含みます)
エラー
- 適切な不規則性のソースが見つからない場合は Exception をスローします。
- 無効なパラメータが指定された場合は TypeError をスローします。
- max が min より小さい場合、 Error がスローされます。
サンプル
例1 random_int() の例
var_dump(random_int(100, 999));
var_dump(random_int(-1000, 0));
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
int(248)
int(-898)
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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