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関数・クラス解説

QuickHashIntStringHash::loadFromFile

version:PECL quickhash >= Unknown (公式)

ファイルからハッシュを作るファクトリーメソッド

公式リファレンス

書式

public static QuickHashIntStringHash::loadFromFile ( string $filename [, int $size = 0 [, int $options = 0 ]] ) : QuickHashIntStringHash

説明

ディスク上の定義ファイルから新しいハッシュを作るファクトリーメソッドです。ファイルフォーマットは、まずシグネチャ 'QH\0x12\0'、そして要素数を表す 32 ビット符号付き整数値 (システムと同じエンディアン)、その後に、符号なし 32 ビット整数値で表した要素データの数と実際の文字が続きます。この要素データの中にすべての文字列が含まれます。ヘッダーと文字列の後に、各要素が二つの 32 ビット符号なし整数値として格納されています。最初の値がキー、そして次がデータ文字列の中でのインデックスとなります。以下に例を示します。

例1 QuickHash IntString ファイルフォーマット

00000000 51 48 12 00 02 00 00 00 09 00 00 00 4f 4e 45 00 |QH..........ONE.|00000010 4e 49 4e 45 00 01 00 00 00 00 00 00 00 03 00 00 |NINE............|00000020 00 04 00 00 00 |.....|00000025

例2 QuickHash IntString ファイルフォーマット

header signature ('QH'; key type: 1; value type: 2; filler: \0x00)00000000 51 48 12 00number of elements:00000004 02 00 00 00length of string values (9 characters):00000008 09 00 00 00string values:0000000C 4f 4e 45 00 4e 49 4e 45 00data string:00000015 01 00 00 00 00 00 00 00 03 00 00 00 04 00 00 00key/value 1 (key = 1, string index = 0 ("ONE")):01 00 00 00 00 00 00 00key/value 2 (key = 3, string index = 4 ("NINE")):03 00 00 00 04 00 00 00

パラメータ

filename: ハッシュを読み込むファイルのファイル名。
size: バケツリストの数。ここに渡した値は、直近の 2 の階乗まで切り上げられます。また、自動的に 4 から 4194304 までの範囲になります。
options: クラスのコンストラクタが受け取るのと同じオプション。 size オプションは無視されます。サイズはハッシュのエントリをもとにして自動的に算出され、 2 の階乗の中で直近の値に切り上げられます。最大値は 4194304 です。

返値

新しい QuickHashIntStringHash を返します。

サンプル

例3 QuickHashIntStringHash::loadFromFile() の例 

$file = dirname( __FILE__ ) . "/simple.string.hash";
$hash = QuickHashIntStringHash::loadFromFile(
    $file,
    QuickHashIntStringHash::DO_NOT_USE_ZEND_ALLOC
);
foreach( range( 0, 0x0f ) as $key )
{
    printf( "Key %3d (%2x) is %s\n",
        $key, $key, 
        $hash->exists( $key ) ? 'set' : 'unset'
    );
}

 上の例の出力は、たとえば以下のようになります。 
Key   0 ( 0) is unset
Key   1 ( 1) is set
Key   2 ( 2) is set
Key   3 ( 3) is set
Key   4 ( 4) is unset
Key   5 ( 5) is set
Key   6 ( 6) is unset
Key   7 ( 7) is set
Key   8 ( 8) is unset
Key   9 ( 9) is unset
Key  10 ( a) is unset
Key  11 ( b) is set
Key  12 ( c) is unset
Key  13 ( d) is set
Key  14 ( e) is unset
Key  15 ( f) is unset

ワード検索

※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索

関数名アルファベット別

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K	L	M	N	O	P	Q	R	S	T
U	V	W	X	Y	Z	_

最終更新一覧

●stristr
　大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降（あるいは以前）の文字列を返却

●stripslashes
　バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く

●stripos
　大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する

●stripcslashes
　addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする

●strip_tags
　文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却

●strcspn
　指定した文字が最初に現れる位置を調べる

●strcoll
　ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する

●strcmp
　2つの文字列を比較し同じか（あるいは大小）を判定する

●strchr
　strstr() のエイリアス

●strcasecmp
　2つの文字列を比較（大文字小文字を区別せず同じとみなす）

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