関数・クラス解説
ReflectionProperty::__construct
version:PHP 5, PHP 7 (公式)ReflectionProperty オブジェクトを作成する
公式リファレンス
書式
public ReflectionProperty::__construct ( mixed $class , string $name )
説明
警告
この関数は、現在のところ詳細な情報はありません。引数のリストのみが記述されています。
パラメータ
- class
- プロパティを含むクラスの名前。
- name
- 調べたいプロパティの名前。
返値
値を返しません。
エラー
private あるいは protected なプロパティの値を取得あるいは設定しようとすると、 例外がスローされます。
注意
警告この関数は、現在のところ詳細な情報はありません。引数のリストのみが記述されています。
サンプル
例1 ReflectionProperty::__construct() の例
class Str
{
public $length = 5;
}
// ReflectionProperty クラスのインスタンスを作成します
$prop = new ReflectionProperty('Str', 'length');
// 基本情報を表示します
printf(
"===> The%s%s%s%s property '%s' (which was %s)\n" .
" having the modifiers %s\n",
$prop->isPublic() ? ' public' : '',
$prop->isPrivate() ? ' private' : '',
$prop->isProtected() ? ' protected' : '',
$prop->isStatic() ? ' static' : '',
$prop->getName(),
$prop->isDefault() ? 'declared at compile-time' : 'created at run-time',
var_export(Reflection::getModifierNames($prop->getModifiers()), 1)
);
// Str のインスタンスを作成します
$obj= new Str();
// 現在の値を取得します
printf("---> Value is: ");
var_dump($prop->getValue($obj));
// 値を変更します
$prop->setValue($obj, 10);
printf("---> Setting value to 10, new value is: ");
var_dump($prop->getValue($obj));
// オブジェクトを出力します
var_dump($obj);
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
===> The public property 'length' (which was declared at compile-time)
having the modifiers array (
0 => 'public',
)
---> Value is: int(5)
---> Setting value to 10, new value is: int(10)
object(Str)#2 (1) {
["length"]=>
int(10)
}
例2 ReflectionProperty クラスを用いた、private および protected プロパティの値の取得
class Foo {
public $x = 1;
protected $y = 2;
private $z = 3;
}
$obj = new Foo;
$prop = new ReflectionProperty('Foo', 'y');
$prop->setAccessible(true); /* PHP 5.3.0 以降 */
var_dump($prop->getValue($obj)); // int(2)
$prop = new ReflectionProperty('Foo', 'z');
$prop->setAccessible(true); /* PHP 5.3.0 以降 */
var_dump($prop->getValue($obj)); // int(2)
上の例の出力は、たとえば以下のようになります。
int(2)
int(3)
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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