関数・クラス解説

intval

version:PHP 4, PHP 5, PHP 7 (公式)

変数の整数としての値を取得する

公式リファレンス

書式

intval ( mixed $var [, int $base = 10 ] ) : int

説明

指定された値 base を基数(デフォルトは 10)とする、 var の int としての値を返します。 オブジェクトに intval() を使用することはできません。 その場合は E_NOTICE レベルのエラーを発して 1 を返します。

パラメータ

var
整数に変換するスカラー値
base
変換のための基数
注意: base が 0 の場合は、 var のフォーマットに基づいて利用する基数を決めます。
  • 文字列の先頭が "0x" (あるいは "0X") の場合は、基数を 16 (十六進数) とします。
  • そうではなく、文字列の先頭が "0" の場合は、基数を 8 (八進数) とします。 otherwise,
  • それ以外の場合は、基数を 10 (十進数) とします。

返値

成功時は var の整数値、失敗時は 0。 空の配列の場合は 0、空でない配列の場合は 1 を返します。 最大値はシステムに依存します。32 ビットシステムでは、 最大の符号付き整数の範囲 -2147483648 ~ 2147483647 となります。 このため、そのようなシステムでは intval('1000000000000') は 2147483647 を返します。 64 ビットシステムにおける最大の符号付き整数は 9223372036854775807 となります。 文字列の場合、文字列の最左の文字に依存しますが、ほとんどの場合で 0 を返します。 整数への変換 の一般的なルールが適用されます。

注意

注意: パラメータ base はパラメータ var が文字列でない限り意味がありません。

サンプル

例1 intval() の例

以下の例は 32 ビットシステムに基づきます。

echo intval(42);                      // 42 echo intval(4.2);                     // 4 echo intval('42');                    // 42 echo intval('+42');                   // 42 echo intval('-42');                   // -42 echo intval(042);                     // 34 echo intval('042');                   // 42 echo intval(1e10);                    // 1410065408 echo intval('1e10');                  // 1 echo intval(0x1A);                    // 26 echo intval(42000000);                // 42000000 echo intval(420000000000000000000);   // 0 echo intval('420000000000000000000'); // 2147483647 echo intval(42, 8);                   // 42 echo intval('42', 8);                 // 34 echo intval(array());                 // 0 echo intval(array('foo', 'bar'));     // 1 echo intval(false);                   // 0 echo intval(true);                    // 1

参考

  • boolval() - 変数の boolean としての値を取得する
  • floatval() - 変数の float 値を取得する
  • strval() - 変数の文字列としての値を取得する
  • settype() - 変数の型をセットする
  • is_numeric() - 変数が数字または数値形式の文字列であるかを調べる
  • 型の相互変換
  • BCMath任意精度数学関数
  • ワード検索


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     大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却

    stripslashes
     バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く

    stripos
     大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する

    stripcslashes
     addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする

    strip_tags
     文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却

    strcspn
     指定した文字が最初に現れる位置を調べる

    strcoll
     ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

    strcmp
     2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

    strchr
     strstr() のエイリアス

    strcasecmp
     2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)

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