関数・クラス解説
mcrypt_generic
version:PHP 4 >= 4.0.2, PHP 5, PHP 7 < 7 (公式)データを暗号化する
公式リファレンス
書式
mcrypt_generic ( resource $td , string $data ) : string
説明
この関数は、データを暗号化します。データ長を n * blocksize とする ために、データは "\0" で埋められます。 この関数は、暗号化されたデータを返します。 データのパディングが行われるため、返される文字列の長さは 入力よりも長いことがあることに注意してください。
暗号化したデータをデータベースに格納する場合は、mcrypt_generic が返す文字列全てを格納することを忘れないでください。さもないと、 文字列を適切に復号できなくなります。もとの文字列が 10 文字で ブロックサイズが 8 (ブロックサイズを調べるには mcrypt_enc_get_block_size() を使用します) だった場合、データベースのフィールドには少なくとも 16 文字が 必要です。mdecrypt_generic() が返す文字列も 16 文字となることに注意しましょう。埋められた文字を取り除くには... rtrim($str, "\0") を使用します。
もし MySQL データベースにデータを格納する場合は、 varchar フィールドに値を挿入する際に末尾のスペースが取り除かれることを 覚えておきましょう。暗号化されたデータの最後にスペース(ASCII 32)が 含まれていた場合、この処理によってデータが破壊されてしまいます。 かわりに tinyblob/tinytext (あるいはより大きな) フィールドを 使用してください。
パラメータ
- td
- 暗号化記述子。 この関数をコールする前には、常にキーと IV を用いて mcrypt_generic_init() で暗号化ハンドルを 初期化しておくべきです。暗号化が終了したら、 mcrypt_generic_deinit() をコールして 暗号化バッファを開放すべきです。使用例は mcrypt_module_open() を参照ください。
- data
- 暗号化するデータ。
返値
暗号化したデータを返します。
注意
警告この関数は PHP 7.1.0 で非推奨となり、PHP 7.2.0 で削除されました。この関数に頼らないことを強く推奨します。
参考
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
カテゴリー一覧
PHP の振る舞いの変更
音声フォーマットの操作
認証サービス
コマンドライン関連
圧縮およびアーカイブ
暗号
データベース関連
日付および時刻関連
ファイルシステム
自然言語および文字エンコーディング
画像処理および作成
メール関連
数学
テキスト以外の MIME 型
プロセス制御
その他の基本モジュール
その他のサービス
検索エンジン用の拡張モジュール
サーバー固有のモジュール
セッション関連
テキスト処理
変数・データ型関連
ウェブサービス
Windows 用のモジュール
XML 操作
GUI用の拡張モジュール