関数・クラス解説
com_get_active_object
version:PHP 5, PHP 7 (公式)すでに実行中の COM オブジェクトのインスタンスへのハンドルを返す
公式リファレンス
書式
com_get_active_object ( string $progid [, int $code_page ] ) : variant
説明
com_get_active_object() は、新しい com オブジェクトのインスタンスを作成することに 似ています。しかし、オブジェクトがすでに実行中の場合には そのオブジェクトが返されるという点が違います。 OLE アプリケーションは、既知のアプリケーションを一度だけ起動させる ことを許可するために、"Running Object Table" というものを使用します。 この関数は、実行中のインスタンスのハンドルを取得するために COM ライブラリ関数 GetActiveObject() を公開します。
パラメータ
- progid
- progid は、アクセスしたいオブジェクトの ProgID あるいは CLSID (たとえば Word.Application) である必要があります。
- code_page
- com クラスの場合と同様の働きをします。
返値
要求されたオブジェクトが実行中の場合は、他の COM オブジェクトと 同様にスクリプトへ返されます。
エラー
この関数が失敗する 理由はさまざまなものが考えられますが、最も一般的なのは オブジェクトがまだ起動していないことです。そのような場合、 例外のエラーコードは MK_E_UNAVAILABLE となります。例外オブジェクトの getCode メソッドを使用することで、例外コードの内容を調べることが可能です。
注意
警告 Web 環境で com_get_active_object() を使用する ことは、あまり良い考えではありません。ほとんどの COM/OLE アプリケーションは複数のクライアントから同時に利用されることを 考慮していないのです。(あの) Microsoft Office でさえもです! この件に関する一般的な問題についての詳細な情報は、» Considerations for Server-Side Automation of Office を参照ください。警告 Web 環境で com_get_active_object() を使用する ことは、あまり良い考えではありません。ほとんどの COM/OLE アプリケーションは複数のクライアントから同時に利用されることを 考慮していないのです。(あの) Microsoft Office でさえもです! この件に関する一般的な問題についての詳細な情報は、» Considerations for Server-Side Automation of Office を参照ください。
ワード検索
※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索関数名アルファベット別
最終更新一覧
●stristr
大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却
●stripslashes
バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く
●stripos
大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する
●stripcslashes
addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする
●strip_tags
文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却
●strcspn
指定した文字が最初に現れる位置を調べる
●strcoll
ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strcmp
2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する
●strchr
strstr() のエイリアス
●strcasecmp
2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)
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