関数・クラス解説

SimpleXMLElement::children

version:PHP 5, PHP 7 (公式)

指定したノードの子ノードを見付ける

公式リファレンス

書式

public SimpleXMLElement::children ([ string $ns [, bool $is_prefix = FALSE ]] ) : SimpleXMLElement

説明

このメソッドは、指定した要素の子を見つけます。 結果は、通常の反復子により取得できます。

注意: SimpleXML では、ほとんどのメソッドに反復処理を追加するための手順が定義されています。これらは、var_dump() やオブジェクトを評価する他の手段で見ることはできません。

パラメータ

ns
XML 名前空間。
is_prefix
is_prefix が TRUE の場合は ns をプレフィックスとして扱います。FALSE の場合は ns を名前空間 URL として扱います。

返値

ノードが子を持つかどうかにかかわらず SimpleXMLElement 要素を返します。

注意

SimpleXMLElement::children() は、現在のノードに子があるか否かにかかわらずノードオブジェクトを返します。 子があるかどうかを調べるには、返り値の count() を使います。PHP 5.3.0 以降では、かわりに SimpleXMLElement::count() を使うことができます。

サンプル

例1 children() 疑似配列を走査する

$xml = new SimpleXMLElement( '                      '); foreach ($xml->children() as $second_gen) {     echo ' The person begot a ' . $second_gen['role'];     foreach ($second_gen->children() as $third_gen) {         echo ' who begot a ' . $third_gen['role'] . ';';         foreach ($third_gen->children() as $fourth_gen) {             echo ' and that ' . $third_gen['role'] .                 ' begot a ' . $fourth_gen['role'];         }     } }

上の例の出力は以下となります。

The person begot a son who begot a daughter; The person begot a daughter who begot a son; and that son begot a son

例2 名前空間の使用

$xml = '   Apple   Banana   Cherry '; $sxe = new SimpleXMLElement($xml); $kids = $sxe->children('foo'); var_dump(count($kids)); $kids = $sxe->children('foo', TRUE); var_dump(count($kids)); $kids = $sxe->children('my.foo.urn'); var_dump(count($kids)); $kids = $sxe->children('my.foo.urn', TRUE); var_dump(count($kids)); $kids = $sxe->children(); var_dump(count($kids)); int(0) int(2) int(2) int(0) int(1)

参考

  • SimpleXMLElement::count() - 子要素を数える
  • count() - 変数に含まれるすべての要素、 あるいはオブジェクトに含まれる何かの数を数える
  • ワード検索


    ※入力キーワードが、関数名・説明文・タグに含まれるものを検索

    関数名アルファベット別

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    最終更新一覧

    stristr
     大文字小文字を区別せず文字列を検索し、ヒット箇所以降(あるいは以前)の文字列を返却

    stripslashes
     バックスラッシュでエスケープされた文字列から、バックスラッシュを取り除く

    stripos
     大文字小文字を区別せずに文字列が最初に現れる位置を取得する

    stripcslashes
     addcslashes() でクォートされた文字列をアンクォートする

    strip_tags
     文字列から HTML と PHP のタグを除去して返却

    strcspn
     指定した文字が最初に現れる位置を調べる

    strcoll
     ロケールに基づいて2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

    strcmp
     2つの文字列を比較し同じか(あるいは大小)を判定する

    strchr
     strstr() のエイリアス

    strcasecmp
     2つの文字列を比較(大文字小文字を区別せず同じとみなす)

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